HALさん主催のアドベントカレンダーなのでせっかくだから「BOARD GAME REVIEW BOOK Vol1」で紹介された中で私が遊んだゲームをレビューしようと思う

レビューaya

はっぴーめりーくりすます。早くケーキが食べたい。
ボードゲームに関わるエトセトラ Advent Calendar 2022」1日目担当の今日も駄目ダイス、ayaです。
このサイトは私だけではなく他の人のレビューも含めて記事が100件以上あるので暇潰しにでも読んでみてね。

※この記事は「BOARD GAME REVIEW BOOK Vol1」(別売り)が必要です。
持っていない場合も楽しめますが、持っていたほうがより楽しめるかと思います(当社調べ)

遊んだゲームは

「BOARD GAME REVIEW BOOK Vol1」の中で遊んだことあるゲームは11点です。
…11点もあった!?ちなみにVol1で紹介されているボードゲームは全部で45点ありました。

11点全部書こうと書き出したところ予想以上に記事が長くなりそうだったので、この中から6点選んでレビュー。

①P02 キャット イン ザ ボックス

猫でシュレティンガーなんてどこ方面に向けても気に入られそうなテーマでもうずるい。
猫、可愛い。ゲムマでガチャ行こうと思ってたのに時間が足りなかったんよ(´;ω;`)

当時ゲムマに出るときはツイッターで話題になっているのをよく見かけた。猫可愛いしですっごく気になってた一品。同人版のみプレイ済み。

言う通り、赤トランプの4スートのマストフォローとオーソドックス。
ただしカードに色は無く、数値のみ。

4スートだけど同じ数字のカードは5枚。で、なので1枚だけ「この世に存在してはいけない色・数値セット」が出来る。
出すとパラドックスが起こり、ゲームが崩壊する…!(その人は負け)

パラドックスを起こさせるのも戦略の一つ。5枚目を出させられるように同じ数値のカードを3枚使用して速攻で埋めにかかったりとか。でもゲーム開始時に手札から1枚捨てられて、ゲーム終了時には1枚残せる。という仕様上ちょっと難しい。
手札の残り枚数と相談からのボイド宣言して自分をギリギリに追い込んでからのパラドックス。楽しい。(ゲームの遊び方としてこれがいいのかは置いといて)(もちろんビットも当てに言ってるよ!!!)

ビットにミゼール(0トリック)がないのが残念。
ビット数も2~4のどれかで目指すのが難しいけど、取ったトリック1つが1点でそっち目指すほうが実は良かったり。なのでミゼールあっても良かったと思うんよね~。赤を宣言して最初に取りまくる戦法が強かった…。そしてほかの人には取らせないってやるの超強い。


1発目から長くなったけど、それくらい気に入って何度もプレイしました。
ホビージャパンからデラックス版が出ていてそのコマもくっそかっわいいので是非そちらを手に入れるとよいですよ。

②P16 ブーンレイク

⊂二二二( ^ω^)二二⊃ブーン レイク

プフィスターさんは重くて、ややこしくて、悩ましくて、やりたいこといっぱいで、充足感のあるボードゲーム作者さんのイメージ。どのゲームも次はもっとうまくできそう、って思う。終わった後に頭の中であの時ああしていれば…!と考えてしまうボードゲーム筆頭デザイナー。

やっぱりこのゲームは1ページじゃ語り切れないだろうねの2ページ。
読んでるうちにそうそう、そうなのよねって思い出してきた!

他の人にもメリットある(=他人が使ったら自分の手番じゃないのに自分にメリットがある)アクションポイントは、今打たなくても良くなくて?っていうところで打つメンツと遊ぶので、取られるくらいなら自分がそのアクション取らなきゃ…!ああ、でももっと強化してからそのアクション打ちたい!と、いや、相手もまだ打つタイミングじゃないはず、ここは1ターンまだ持ちそう…な気がする。とでの選択がすっごい悩ましい、自分にとって最良のタイミングで打ちたいのに流れるアクションタイルがそれを許してくれない。
全てのパラメーターを上げきってすべからくやりつくしたい人なら2人プレイ。何かをするの相手の邪魔が入ってすべてを十分には満足させられない取捨選択が重要となってくるのが好きなら4人プレイをオススメしたい。


2人プレイ時にやりたいこと全部できた気がするね?もっと苦しくありたいし場所を取り合いたいから4人のほうが良いな。
って思った苦しいのが好き派

③P26 アーク・ノヴァ

動物園を作りたーい!

と檻を作って動物を迎え入れるための知識とか国へのコネとかなんか諸々頑張ってるのに来てほしい動物が来てくれなくて檻だけの動物園になりましたとさ。

悲しみ!

テラフォーミング・マーズのようだと言われたけどタイル配置の部分とかカードの流れで決められるアクションとかでなんかそんなにテラフォ感は感じなかったです、まる
隕石落とすのがテラフォだと思ってるからかもしれない。

でもこれ1本でいろいろ楽しめるとは聞いてた。
確かにインスト聞いてるあいだ、あっ、これ 〇〇のゲームでやったところだ!と何度思ったことか。
なのでルールの理解はやるシステムが多いわりにすんなり入ってきたように思う。

テラフォやウィングスパンのように1回のゲームですべてのカードは公開されない、ということは念頭におこう。なので何の動物を集めるかはちゃんとメインボードみて決めようね。

冒頭みたいにただ檻を用意しただけの人になっちゃうぞ。


ライオンを迎え入れたい一生でした。カードの動物がマジで可愛くて可愛い。
水族館版が出る!という噂(違かった)があったけれど水族館版も出たら良さそうだねえ!いいねえ!

④P33 Viral

菌になって人の内臓で暴れまくる同時プロットのマジョリティーゲーム。

この尖ったテーマ、イラストは全然好みです。
というかすきなフレーバーの類。皆で人体に悪さしようぜ!レッツパアアアアリリイィィイイイイイなところが良いよ、良いよ。

いやー人体の中を移動するルートは本当によくできてるよね。わかる!

動脈、静脈とあって動脈は心臓から他の臓器へ静脈は他の臓器から心臓へ行くという、確かにそう動く。でも菌を動かす際には失念してそこ通れるの?そこ通れないの⁉とどっちにも唸る。動けたらこうしてたのに~~~~っていうのがしばしば。よく見てるつもりがやりたいことに目を曇らされちゃうんよね。

暴れすぎるとワクチン打たれて私の菌全滅とかもヤバイ。マジョリティなのに1つも無くなるなんて…意味が解らない。

さらには増える菌の能力で「捕獲」で自分以外の金を纏めてからの「移動」。ヤバイ。
みんなで一緒に他の内臓へ移動する「ぶらり内臓の旅」が始まる、ヤバイ。


このゲーム気に入りすぎなのであとで1記事にする予定

⑤P48 ゼロ

ライナークニツィアのかぎりなく0点にしたい、マイナス点をいっぱい引き取るカードゲーム。
手札9枚の中から1枚選んで場のカードと1枚交換する、ただそれだけ。

大きい数値はそのままマイナス点になる危険があるから残したくないが、その気持ちはみんな一緒で集めやすいのは大きい数字のものだったり。あまりにも出まくったら、大きい数字集めだしちゃう?と浮気したり、この数字(OR色)集めてるっぽい?と自分は集めてはいなくても場に出せないジレンマ、が良い味。
0になる条件は同じ色のカード、同じ数値のカードを5枚以上集めることだけれどどちら片方のみを目指しても集めきれないようになっている。どちらの条件も満たすカードをそろえなければいけない!というのがこのゲームの苦しくって楽しいところ。

あとは、ゲーム終了の合図である「ノック」
誰かが場のカードと交換する代わりにノックをする。1回目は何も起こらないが、2回目のノックはゲーム終了フラグ。あと1手番ずつやってゲーム終了となる。カードが揃ってないとこのノックが恐怖。

2回目のノック前に最小限の傷で済むようにといった目的でカードを集めるのか、なんとか頑張ってカードを揃えるのか。その選択を迫られてるのが苦しい~!って感じで楽しい。


人数多いほうが交換頻度が高くて揃えられそうなので良い。たま~に最初から揃ってる人がいたりすることもある。ずる羨ましい。

⑥P65 ハドリアヌスの長城

匂うか匂わないか、それが重要だ。

HAL99さんに遊ばせて頂いたハドリアヌスの長城。2枚別々の紙を渡される。えっ2枚とも使うのですか!?!?!?
紙ペンにしてはとても重ためのゲームなのではないでしょうか?1年の終わりに訪れるピクト人の侵略に備えて長城を築く。侵略を防ぎきれずに悲しいことになっても…大丈夫。

風呂に入ればみんな忘れる。

風呂に風呂に入らなければ…。銭湯は正義。

と5年目あたりに建築し始めようと思ったけれど、神様に祈ったほうが効率(?)良かったので祈ってなんとかした。
防壁も左、真ん中、右と3か所あってもう全然全部は建てられないからピクト人襲撃ガチャ時にお祈り(リアルで)。

人材、資材で街を発展させつつ発展させると人材OR資材が貰えてまた発展させるというエンドレス発展祭りが楽しい。うまくコンボがつながるようにさせたいが、どことどこがベストなのかまでは解らず、なかなかうまくは回せない…!テトリスも埋めたいけど両隣同じ形だったりと思うようにいかない。難しいー!

とりあえず次は銭湯つくる。


寒くなってきたので銭湯最高だと思います!

以上、6点でございました。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
全部好きゲーすぎてもうちょっと書きたくなってしまう…!
どれも良いゲームです。オススメ!

次回予告

2日目はやざわさんによる「老師敬服~正派対邪教~デザイナーズノート」の記事です。
これは読みごたえありそう。今から楽しみですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。