メーカー:AMIGO、メビウスゲームズ
ゲームデザイナー:ヴォルフガング・クラマー&クラウス・パレシュ
プレイ人数:2〜10人
プレイ時間:30分
対象年齢:8歳〜
受賞歴:1994年ドイツゲーム大賞1位、1994年ドイツカードゲーム大賞1位
今回は、アニメやマンガにも時折登場する人気ゲーム!
2〜10人とプレイ人数も幅広く、ルールが分かりやすくて初心者からゲーム慣れした人まで盛り上がれるカードタイプのボードゲーム!『6ニムト』をご紹介します!
どんなゲーム?
※画像は25周年記念版です。
このゲームは、場札を自分では引き取らず、いかにして他人に取らせるかがポイントになるゲームです!
小さい数字を出した人の札から処理がされていく為、思わぬ展開が起こることもしばしば!
ルールは初心者にも優しく物凄くわかりやすいのに、読み合いの緊張感が白熱したバトルを生みワイワイ盛り上がれるゲームです!
参照1☟アニメ【ぼくたちは勉強ができない】公式HP https://boku-ben.com/
冒頭でも説明した通り、アニメやマンガだと「ぼくたちは勉強ができない」で緒方ちゃんが1人寂しく遊んでいたり・・・ニムトは個人的には大人数になればなるほど楽しいゲームだと思っているので、『誰か遊んであげて!!(´;ω;`)ウッ…』と切実に思ったものです。(※本来は2人〜10人用ゲームですw)
参照2☟アニメ【放課後さいころ倶楽部】公式HP http://saikoro-club.com/
勿論!最近アニメ化したボードゲームマンガ「放課後さいころ倶楽部」にも出てきます!!
自分が見てるアニメや漫画の登場人物たちが、自分の知ってるボードゲームをやってるっていうのも何だか面白いですよね(笑)
因みに、ニムトはドイツ語で【取る】【引き取る】【取れ】とかの意味なんだそう!
つまり6ニムトは、【6で引き取る】って言う読んで字の如くなゲームなんですね!(笑)
牛の数だけ哀しみが・・・
『じゃあ、引き取った札が1番多い人が負けなのか?』いいえ!そうではないのです!
上の画像の赤い丸の部分をよく見ると、牛のマークが描かれています。
この牛のマークの数の分だけマイナス点になるわけです!
牛のマークは、5の倍数とゾロ目のカードの時に牛の数が増えます!
55のマイナス点はなんと!ー7点!!
絶対に自分では取りたくないカードですね!
10枚の手札を使い切るのを1ラウンドとして、ラウンド毎に点数計算をし、何ラウンドかして誰かのマイナス点が66点を超えた時点でゲーム終了!
その時点で1番マイナス点が少ないプレイヤーの勝ちとなります!
遊び方は?
では、ざっくりと遊び方の説明をして行きましょう!
上の写真のように104枚のカードから、4枚を選び場に縦に並べます。
残った100枚から、手札10枚ずつを各プレイヤーに配ってゲームスタート!
プレイヤーは自分の手札から1枚を選んで、『せーの!』で一斉に表に返します。
出した手札は、小さい数字を出したプレイヤーから順番に処理されていきます。
手札は場に並んだ4枚のカードの1番近い数字の右側に、場の数字より大きくなるように置かれます。
全部並べると、こんな感じですね!
出した手札が、場の数字より小さい数字の場合は、好きな列をひとつ選びます。
その列の場のカードを全部引き取って、代わりに自分の手札を置きます。
こうして、全プレイヤーのカードを処理していき、6枚目のカードを置いてしまった場合も、そのプレイヤーは自分が出した手札を場に残し、今まで場に出ていたその列の残りの5枚をマイナス点として引き取ります。
引き取ったカードは手札と混ざらないように手元に纏めて置いておきましょう!
10枚の手札が全部なくなったら、1ラウンド終了!
点数を計算し、何ラウンドか繰り返し、誰かのマイナス点が66点を超えたらゲーム終了です。
おすすめポイントは?
先ず、プレイ人数の幅が2人〜10人と幅広いのが遊びやすくていいですよね!
ルールがとっても簡単で手軽に遊べるので、ゲーム慣れしてない初心者さんも安心して遊べるオススメのゲームです!
ニムトは、大人数になればなる程、展開が読めなくなり、スリル満点なゲームが味わえます!
『(出来るだけ数の多い牛は避けたい!)』と思っているのは誰しも一緒!!
だからこそ、緊張感溢れる熱い展開が繰り広げられ、ボードゲーム慣れした人もきっちりお楽しみいただけるボードゲームです!
上の画像は、10人それぞれの思惑がぶつかった結果…
なんと!1ターンに3列が引き取られる怒涛の展開になりました(笑)
こんな風に、思わぬ事態が続出して『嘘でしょ?!!』とか、『ひぇっ!危なかったぁ!!』なんていう、スリル溢れる展開の連続に、皆んなでワイワイ盛り上がれること間違いなし!パーテーゲームとしても優秀ですね(笑)
上の画像は、右が10周年記念版、左が25周年記念版です!
記念版にはそれぞれ拡張ルール用の特殊カードとかも増えていて、通常ルールに加えてまた違った楽しみ方が出来る仕様になっているので、ご興味ある方は是非そちらでも遊んでみてくださいね!
本当に長い間、数多くのボードゲーマー達に愛されている人気のボードゲーム【ニムト】!!
皆さんも是非、楽しい牛の押し付け合いは如何でしょうか?(笑)
ニムト(6nimmt)