メーカー: GRYPHON GAMES、Arclight Games
ゲームデザイナー: Alan R. Moon & Bruno Faidutti
プレイ人数:3~8人
プレイ時間:20~40分
対象年齢:8歳以上
今回は、アニメ化したボドゲ漫画『放課後さいころ倶楽部』にも登場した、ハラハラドキドキの冒険ゲーム!【インカの黄金】をご紹介します!
どんなゲーム?
【インカの黄金】は、冒険者になって遺跡へ潜り、全5ラウンドを通して、最終的に誰が1番お宝を持ち帰ったかを競うチキンレース系のゲームです!
プレイヤーは山札から1枚カードを引き、出たお宝を遺跡内にいる人数で山分けします。
※人数で割り切れない余った宝石はカードの上に残す。
宝石を山分けするのが終わったら、毎ターン【進む or 帰る】の選択をします。
後はひたすら繰り返し!
同じ罠が2回出た時点で、ダンジョンの中にいたプレイヤーは死亡!!
そのラウンドのお宝は全て没収となります!
同じ罠が2回出る前に帰ることを選択したプレイヤーは、帰り道に残された宝石を手に入れることができます。
複数人が同時に帰ると山分けになりますが、もし他のプレイヤーを出し抜いて一人で帰れたら、お宝の独り占めも夢ではないのです!
この、帰るタイミングの駆け引きも楽しいんですよね(笑)
無事キャンプへ戻れたプレイヤーは、手に入れた財宝をテントの中に仕舞います。
この繰り返しを5回行って、テントの中に溜め込んだ財宝が1番多いプレイヤーが勝利するわけです!
目指せ一攫千金!!
それでは、遺跡で手に入る財宝をご紹介しましょう!
上の宝石カードの数字が山分けする宝石の個数です!
実際にプレイヤーが手にするのは下の宝石駒です。
トルコ石5個=黒曜石1個、黒曜石2個=黄金1個と言った感じですね!
遺跡の中には宝石カードの他に、遺物と呼ばれる財宝が存在します!
これらは、ラウンド毎に1枚山札に補充されます。
恐怖の罠!!
遺跡には全部で5種類の危険な罠があります。
各3枚ずつあり、このうち二枚が場に出ると罠が発動するわけです。
もし罠が発動してしまった場合は、発動した罠カードから1枚が次のラウンド以降取り除かれます。
ちょっとだけ罠が出る確率が下がる訳です!
まぁ、出る時はこんな感じで出るんですけどね(笑)
実は新盤が出ました!!
実は、新盤が出ました!
せっかくなので、新しいバージョンはどう変わっているのか比較してみましょう!
①テントが変わりました!
左が旧版で右が新盤です!
アークライトのロゴに変わってますね(笑)
②進退カードが駒に!
旧版では、進退をプレイヤーカードのどちらかを出して決めていましたが、新盤では帰る時だけ画像の駒を手に握り込んでおく仕様にかわりました。
『いっせーのーせっ!』で全員が拳を開くと帰る人の手からは駒が落ちるので分かりやすくなりましたね!
③遺物カードの価値が固定に!!
旧版では、遺物の点数が1〜3ラウンドは5点、4〜5ラウンドは10点でした。
しかし、新盤では点数が固定になり、ラウンドが進む毎に遺物の点数が高くなっています。
おすすめポイント!!
※帽子は遊んだ日に筆者が偶々被っていたもので、あくまでイメージですw
Amazonさんで買えますw
先ず、ルールがシンプルで簡単なのでゲーム慣れしてない人にもオススメ!
それに加え、運と駆け引きのゲームなので、ゲーム慣れした人とゲーム慣れしてない人の実力差が付きにくいので一緒に遊びやすい!
毎ターン、毎ターンが自分の欲望と罠の恐怖との戦いなので、スリル溢れるゲームが楽しめる!
他プレイヤーとの駆け引き要素も盛り上がるポイント!
筆者は野生の勘で罠を神回避しまくって、野生の勘の大事さを痛感しましたw
皆んなでワイワイ盛り上がれるゲームなのでパーティーゲームとしても非常に優秀です!
皆さんも、気軽に行ける遺跡探索で一獲千金を狙ってみるのはいかがでしょうか?(笑)
インカの黄金