概要
デザイナー System: L’atelier Art: Xavier Collette, M81 Studio
プレイ人数 : 2-8人
プレイ時間 :45分
対象年齢 :10歳以上
魔法の書を読み解き、迷宮から脱出しよう!
このゲームは魔法使い達と書庫番が協力して、魔法の書(グリモワール)のヒントを読み解き脱出を目指すゲームです。
プレイヤーの1人は魔法の書となり、複数の通路イラストの中から正しいイラストのヒントを示します。他のプレイヤーは魔法使いになって、魔法の書の示したヒントから正しい脱出路のイラスト見つけていきます。
しかし、魔法使いの中には裏切り者が紛れ込んでいます。
裏切り者は魔法の書が示したヒントから似たイラストを紛れ込ませ、脱出を妨害してきます。
正体隠匿要素あり、協力ありのイラスト当て推理ゲームです!
ゲームの流れ
役割
魔法の書(1人)、裏切り者(1人)、魔法使い(他全員)
ゲームの準備
・袋から罠トークンを1枚取り出して実行する(ヒント系の罠ならすぐに実行。協議用なら協議時に実行)。罠トークンは全員が脱出路を決定するまでにかかった一定時間ずつ増えていく。
・魔法の書役は幻影カードを山札から1枚引く。これが正解の脱出路となる。
・さらに幻影カードを山札から2枚引き、魔法の書に差し込みます。この2つイラストがヒントで使えるイラストとなり、正解のイラストに近い部分に胡蝶マーカーを配置する
裏切り者のターン
裏切り者は魔法の書役が示したヒントを見て、 カードホルダーにある8つのイラストから正解に近そうなイラストを2枚紛れ込ませます。
正しいイラストを当てよう!
・正解のイラスト1枚裏切り者の選んだイラスト2枚と他ランダムのイラスト3枚を魔法の書役がゲームモードに並べ終わったら砂時計をひっくり返して協議のスタートです。
魔法使い達は自分の正しいと思ったイラストにキャラクターチップを置いていきます。
・全員の回答が決まる前に砂時計の砂がおちきったら、またひっくり返します。ひっくり返した回数分罠が増えていくので次のターンで苦しくなります。
・全員のキャラクターチップを置いたら終了。1人でも正解のカードを示していれば次の部屋に移動できます!
そして間違えた人がいたら、その人数分の結束トークンを除外します。
裏切り者を当てる
結束トークンが一定以下になったら裏切り者を当てるフェーズに突入。
魔法使い達で投票して過半数の票を集めたプレイヤーは自分の正体カードをめくります。
正解なら裏切り者は以降ゲームに参加できなくなります。失敗したら結束トークンを1減らします。
勝利条件
魔法使い達は正解の脱出路の幻影イラストを当て続け、図書館から脱出したら勝利となります!
裏切り者は投票をひっかきまわして結束トークンを0にしたら勝利となります。
裏切り者の妨害を潜り抜けろ!
魔法の書役が一生懸命2つのイラストの中でヒントを出しても、裏切り者が後出しで似ているカードを選んでしまうので、意外と正解の当てるのが難しい。
魔法の書役がなんでここにヒントを出したのか、
裏切り者ならこのヒントでどのカードを選んだのか、と
当てるほうは 両方の心理を読んでいく必要があります!
何度もやると人によってヒントの出し方の癖が分かってきたりするのでリプレイ性もある!
話し合いが長引くと増える罠
6つのイラストの中から正解を当てるのはとても悩ましい。似ているカードもあるので余計に悩ましい。
でもだからと言って悩みすぎると時間がすぎて罠が増えてしまいます!
罠にはヒントの出し方を制限するようなもの、
イラストを選ぶときに妨害が入るものがあって
正直1つでもきつい。
増えたら増えるほどきつくなるから協力して急いで正解を見つけよう!
おすすめポイント
・正体隠匿だけどあんまりしゃべらなくてOK。喋るのが苦手な人におすすめな協力ゲーム !
・ 制限時間内のせかせかした協力を味わうためにも5人以上でやったほうが楽しい(魔法使い役が3人以上)
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