メーカー:ホビージャパン
ゲームデザイナー: Grzegorz Rejchtman
<プレイ人数>2~4人用
<プレイ時間>30〜45分
<年齢>8歳以上
今回は、ボドゲ会の隙間時間に最適!ルール説明が物凄く簡単で、中毒性の高い立体バランスパズルゲーム【トゥキ(Tuki)】をご紹介します!!
どんなゲーム?
基本的なルールは至って簡単!!
画像の様に、お題のカード【トゥキリクカード】の通りに、石と雪(カラーブロックと白いブロック)を使っていかに早く正確にトゥキリクを組むかを競うゲームです!
ルール説明が速攻で終わるって最高ですね!
ゲームに使用するブロックは雪ブロック(白ブロック)と石ブロック(カラーブロック)の2種類があります。
透明扱いになる雪ブロックは微妙なバランスで成り立つトゥキリクを作る支えになります!
こちらが、お題となるトゥキリクカード!
難易度が2種類あり、ゲーム開始前に難易度を選ぶことができます!
※初級ではオレンジの石ブロックは使用しません。
難易度を選んだら、カードをホルダーにセットして、ラウンド毎に上から1枚を引き、斥候役がサイコロを振って出た柄が下になるようにセットしたらゲームスタートです!
サイコロには点がついてる面と、ついていない面の2種類があります。
点がついてる面が出た場合、石ブロック(カラーブロック)は下の画像のようにプレイエリアの表面に直につけることができません!
お題と同じになってさえいれば、雪ブロックの組み方は人それぞれ!
個性が出て面白いですよね!
完成したプレイヤーから宣言し、全員が完成したら正しく組めているかをチェック!
勝敗判定は以下の通り!
【全員正解の場合】
最後に完成させたプレイヤーが敗者
【不正解が一名だけの場合】
そのプレイヤーが敗者
【不正解が複数いる場合】
最初に不正解を完成させたプレイヤーが敗者
負けたプレイヤーは、トゥキリクカードを受け取り、誰かが5枚を受け取った時点でゲーム終了になります!
3〜4人でのプレイの場合は、誰かが5枚を取ったら最終ラウンド開始!
最後にトゥキリクカードを受け取った人は最終ラウンドは参加せず、斥候役となりダイスを振ります。
残りのメンバーで最終ラウンドを行い、このラウンドで最初に正しいトゥキリクを完成した人が勝者となります!
トゥキリクって何?
因みに、先程から何度も何度もトゥキリクと言ってますが、『そもそも【トゥキリク】ってなんだろう?』と思った方もいるはず(笑)
タイトルの【トゥキ(TUKI)】の由来にもなっている【トゥキリク(TUKILIK)】は北極圏に住むイヌイットの言語で「特定の意味を持つもの」だそうです!
イヌイットが、カナダやグリーンランドの雪に覆われた地域で、カリブーの狩猟場や魚が豊富な場所、隣の村への道を示すために組む道標の石組の塔のことを指しているんだそうな!
つまり、いかに早くトゥキリク(道標)を作るかを競うゲームなんですね(笑)
おすすめポイント
先ず、なんと言ってもルールが物凄い簡単で説明が楽なので気軽に遊べるのが嬉しい!
そして、正規の遊び方ではないが、1ラウンド区切りで遊べば、ボードゲーム会で良くある隙間時間に遊ぶのにピッタリのゲームとなる!
ゲームを好きなタイミングで終わらせられるのは、ボードゲーム会で重宝しそうですよね!
サイコロの出目によって難易度が変わるのも面白いですよね!
雪ブロックは好きな向きで使ったり、バランスを取る為に重りにしたりと、それぞれのアイデアで好きに置く事ができるので、一人一人違った組み方になるのも面白い!
遊んでみた感想としては、立体パズルが苦手な人でも楽しめるのが良かった!
勝敗よりも、自分の組み方を完成させることについ夢中になってしまうが、出来上がった時の満足度が物凄い高い!!
一個出来上がると、『次!』とつい言いたくなる中毒性の高いゲームです!!
遊んだ人が皆んな大絶賛のゲームでした!!
皆さんも、【トゥキ(TUKI)】で自分の個性溢れるトゥキリク(道標)を作ってみてはいかがでしょうか?(笑)
トゥキ / TUKI
One Comment on “トゥキ(TUKI)”
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