プレイ人数:2~5人(BGGベスト2人)
プレイ時間:約30分
対象年齢:10歳~
デザイナー:Reiner Knizia
アーティスト:Paul Niemeyer
「クニツィアのチケライ(チケット・トゥ・ライド)だよ~」って言われて、このコンポーネントの少なさで!?どういうことなのよ!?と思った作品である。
確かにめちゃくちゃシンプルにしたチケライ(っぽい)。
そしてクニツィアらしいジレンマもあるよ。
一夜にして貴重な宝物が盗まれたロンドン
管理ガバガバかよ!
銀行の金塊とか、豪奢な宝冠とか。盗まれちゃヤバいだろ!
ということで、プレイヤーはその盗まれたお宝を探す、高名なロンドンの探偵。
証人から盗まれたお宝の情報を仕入れ、無事に事件を解決し、一番貢献した人がロンドンを救った(といえるだろう)英雄となる。
やることはカードを取るだけ
- 証拠品に描かれている人物と同じカードを数値分だけ出したら証拠品が取得できる
- 証拠品カードは列の一番下からしか取れない
- 証人カードは同じカード2枚でワイルドカードとなる
というめちゃくちゃシンプルなルール。
ゲーム終了時は数値がそのまま勝利点になる。
そして手番が来たら
証人カードをだして証拠品カードを取りたければ取る。
証人カードを1枚取る。
ということを繰り返すだけとなる。
そうして、同じ証拠品のカードが無くなったとき、その事件は解決され一番貢献した人(証拠品の合計値が高い人)がその証拠品のボーナスを得られる。
モノによって2~5点と貰えるボーナス変わる。まあ宝冠のほうが高いわな。
ちなみに最大合計数が同じ場合はだれもボーナスは得られない。
相手が得た証拠品の合計数は公開情報なのでほかのプレイヤーがどれだけ集めたのかということもよく見ておかないと、うわーん、ボーナス取られたーとなってしまう。注意が必要だ!
これだと単純に高いカードを取った人の勝ち。高い数字の下のカードはなかなか取れないじゃねーか!となるところでーすーがー
証拠品カードを取る前に証拠品カードを破棄すること
が出来る。
ワイルドカードと同じように、同じ証人カードを2枚支払うごとに証拠品カードを1枚破棄することができる。
「ごとに」ということは支払うことができれば、何枚でも捨てられる。
このカードを破棄すれば
これ以上相手に点数が入ることを阻害出来たり、証拠品のマジョリティで勝つことが出来る!
ただし、破棄したカードの上にあるカードは必ず取らなければならない。
いっぱい破棄はしたいがカードがいっぱい必要となる。
誰がどの証人カードを取ったのかは覚えておくとやりやすい。
それにしても、少ないカード枚数で破棄できるのうまい。
毎手番1枚しかカード取れないからね…。あんまりカードは無駄にできない…ので効果的なところで使っていきたいところ。
しかし、破棄しすぎても自分が点数取れないのでどこまで破棄するかは考えどころ。あれ?点数あんまり無くない?ってなりがち。それは破棄のしすぎです。
最後の1つが未解決事件
最後に残った1色…宝物が未解決事件となってゲームが終了する。
解決できなかった事件は点数にならない。
チケライっぽい
確かにチケライっぽい。
めちゃくちゃシンプルで時間もだいたい30分程度、「うーん、あともう少しで終電だ。」というときに遊びやすい、得点の計算も簡単だし。
あと、男の子がスターウォーズのアナキンっぽい。
アナキンアナキンいいながらみんな取ってく、このアナキンは私のだ。他も適当にレディーとおっさんとか、さるのおっさん、ひげのおっさん。おっさんじゃわからん。4枚BBAとか出すぎだ流すか…*とか。
ちゃんと警官とか手回しオルガン奏者とかあるんですが、やっぱり長いんでおっさん呼びに。
*4枚同じカードが場に出ているとすべて入れ替えることが出来ます。
ロンドン掠奪事件/Looting London