ブルーノ・カタラといえば2人用!
今回はブルーオレンジからプリント、カラーアンドプレイ版が出たので「OKIYA」をご紹介。
デザイナー:Bruno Cathala
アーティスト:Cyril Bouquet
プレイ人数:2人
プレイ時間:15分
対象年齢:7歳~
オキヤ…「置屋」
ウィキペディアより
置屋は、芸者や遊女を抱えている家のことで、料亭・待合・茶屋などの客の求めに応じて芸者や遊女を差し向ける。
ということで、このゲームのテーマは日本が舞台。
ランダムに並べたタイルを取っていって相手に取れなくさせる、もしくは取ったタイルの変わりに自分の持っている芸者を派遣するのだけれど、その芸者が縦横斜め一列揃ったら、もしくは4人で正方形作れたら勝ちというシンプルルール。
配布はこちら
ブルーオレンジの配布ページ
「OKIYA」英語のプリントアンドプレイ版はこちら。
※解りづらいかもしれないので直リンクしました。
※配布もとのブルーオレンジではキングドミノのプレイマットなども配布してるよ!
ルール
内容物
芸者タイル(丸)…16枚
(背景無し…8枚、青海波模様…8枚)
庭タイル(正方形)…16枚
点線に沿って切って使ってね!
セットアップ
芸者タイル(円)を8枚ずつ持ちます。背景無しと青海波とで分けて配りましょう。
2人の間に庭タイル(正方形)16枚をランダムに4×4の形に配置します。
これでゲームをする準備はできました。
ゲームの目的
3つの勝利条件のうち1つを先に達成したプレイヤーが天皇からの恩寵を賜ることが出来ます!(勝利)
勝利条件
1:縦、横、斜めいずれか一直線に自分の芸者タイルを配置する
2:2×2の形で自分の芸者タイルを配置する
3:芸者タイルを対戦相手が置けないようにする
(庭タイルを取れないようする)
プレイ方法
まず、スタートプレイヤーを決めます。
最初はランダムで決めますが、2回目からは負けた人がスタートプレイヤーになります。
スタートプレイヤーは4×4に配置されたタイル(「庭」と呼びます)の外枠から1枚好きなのを選んで取り、2人から見える位置に置きます。
取ったタイルの場所には自分の芸者タイルを置きます。
これで最初のターンは終了です。
次のターンからは直前に相手が取った庭タイルに描かれている植物もしくはシンボルを含む庭タイルを取っていきます。
タイルに描かれている植物4種類
・桜
・松
・紅葉
・菖蒲
シンボル4種類
・月
・雨
・鳥
・短冊
庭タイルは植物とシンボルを1種類ずつ全部違う組み合わせのタイルとなっており、16枚のタイルのうち4枚に同じ植物ORシンボルが描かれています。
交互にタイルを取って自分の芸者タイルを置き、先に勝利条件を満たした人の勝ち!となります。
勝負方法
ゲーム時間によって勝負方法を変えてみよう
1本勝負
1回限りの真剣勝負。
5本勝負
先に3回勝った人の勝ち。
ポイント勝負
ゲームの勝者は庭に残ったタイル(取られていないタイル)の数を1ポイントとして数えます。
先にX点(10点、15点、20点…)取ったほうの勝ち。
じわじわ面白い
「第一次ブルーノカタラのゲームを遊ぼう」という気分のときに見つけた作品。
つい、突っ込みたくなってしまうイラストたちが良いね。
ルールは相手が取った絵柄を含むタイルを取るだけ。
というシンプルさ。面白いのかなこれ?ってちょっと思った。
しかし、タイルを取って、取って、取って…解っていくと面白い。
相手を嵌めていくゲーム。面白いじゃないか。
自分の芸者タイルを縦横斜め、もしくは正方形に揃えると勝ちなので盤面で相手の動きが解りやすいのが良い。
そう、ここに置いたってことはそっちにもおきたいはず、であればこの植物とシンボルを含んだタイルを取らせないようにしなくちゃ、先の先の先まで予想してタイルを取り始めると楽しい。自分の予想が当たるのが面白い。たまらん。
盤面ばっかり注意してると、いつのまにか取れない庭タイルが出てるのも面白い。ちょ、ま、あれ?あれ?これ取れないの?さっき桜柄で同じシンボルのやつとられてるやん!ぎゃーーーー。
一方向にだけ気をやっているといつの間にか窮地に立たされている。自分がやられたら腹立つけど相手が嵌ってたらにんまりしちゃう。この瞬間がたまらなく楽しい。
庭タイルはランダム配置なので1回1回勝負の行方がわからないのが良いね。
製品版をゲットだぜ
プリントアンドプレイ版とルールはまったく同じだけどタイルがめっちゃしっかりしてるので気に入ったら買おう!
OKIYA / オキヤ