きゃーーーーくーずーさーれーたーーーー
デザイナー | Jonathan Gilmour, Micah Sawyer |
アーティスト | Katie Khau |
プレイ人数 | 2~9人(BGGベスト4か6) |
プレイ時間 | 10~20分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
制限時間内にブロックをみんなで組み立てよう。
3Dパズルを四方八方の1方向からみたカードを渡されるので、それを元に組み立て、ひとつのパズルを完成させるのが目的の協力ゲームだ。
しかし、それぞれ見えてる方向が違うから「僕には見えて、君に見えないブロック」というのが存在する。
その「違い」をどのように埋めて組みたてるのかがこの協力ゲームのキモとなる。
協力してブロックを組み立てるんだ!
四角と三角のブロック軍。この一部を使ってパズルを組み立てる。
一番小さい三角は大人の手で握って隠せるか、なー?な大きさでとくに小さくない(と思う)。素材はウレタン。固くもないし、やわらかすぎでもない。落ちても大きな音はたてないし、当たっても痛くない!
パズルの組み立て前にプレイヤーには2枚のカードが渡される。
一つはパズルの組み立てに必要な1方向からみたカード。
もう一つは制限カード。○○のブロックしか触ってはいけない、△色のブロックしか触ってはいけない…。などの制限が書かれていて、パズルを組み立てる際は守らなきゃいけない。
○○の、もしくは△色のブロック経由なら触ってはいけないブロックも触ってOK。
この2枚のカードを貰ったら、制限カードのほうだけを見る。もう1枚は伏せ。
「よーい、パズル!」でオープンしていっせいに組み上げる。
自己主張激しすぎても、しなさすぎても完成しない。(難易度低いのだとボーっとしてるうちに出来上がってたりするけど)
誰かが
私からこの見た目でーす
とブロックを組み上げても
ふん!
あーーーーーーーーーー
と相手からそのブロックが見えなかったりすると、崩されてしまう。
「こっちに青が必要」「………」「その色はこっちでは見えない」「白が欲しい」「黄色が余計」「(ブロック積み上げて)俺はこれ」「誰か黄色触れないかー」
みんなでコミュニケーションとりまくって(とれてるとは入ってない)わやくちゃになってる様が面白い。
見てる人が一番面白いんじゃないんだろうか?
それでもなんとかパズルが完成したときのみんなで「やったね。よっしゃー!」と達成感を味わえるのは良い。
まとめ
- パズルの難易度設定で子供も大人も楽しめるつくり
- ブロックの手触りが良い!落ちても床を傷つけない、ウレタン製
- パーティ系協力ゲーム好きな人には是非
- 完成したときの達成感が良い!
- 自分から見えてるブロックだけ組み上げるとすぐ崩されてしまう諸行無常さ
- 制限次第では展開がひどくなって面白い
といった感じ。
自分だけの制限のほかにも全体制限の「障害カード」というものがあって、それには「カードに書かれている黒は白、青は黄色として扱え」「喋れない制限の人以外は喋れなくなる(!?)」など、混乱を起こすような制限が加わる。これも入れるとさらに混沌で…良い!
人数が増えると「裏切り者」という人が出てくる(私は未プレイ) 。その人は出来上がらないよう邪魔をする役目。まあ、いない場合で遊んでても崩されるので誰が裏切り者かわからないな?
エラッタ情報
メンタルブロックスのカードにはエラッタがあります。
英語版でも同様のエラッタがあるようです(2020年7月)。
公式サイトにてアナウンスされているので確認してください。
メンタルブロックス / MENTAL BLOCKS