銀河を楽しめ!
デザイナー | Henry Audubon |
アーティスト | Brian Edward Miller |
プレイ人数 | 1~4人(BGGベスト3~4) |
プレイ時間 | 20~30分 |
対象年齢 | 14歳~ |
私たちはロケットに乗って、銀河の息をのむような美しい場所へ向かう。
まだ探索のすんでいない場所だ。エキゾチックなクリスタルを拾い、納品することでその惑星への理解を深めていくのだ。
納品すると探査バッジという可愛いバッジが貰えるので集めて冒険者ポイントを増やそう、20XPを先に集めた人の勝ち!…な、オシャンティーギャラクティーロンデル。スカウト可愛いよスカウト。
美麗なイラストが素敵過ぎる
宇宙の美麗なイラスト。行ってみたいなその宇宙。
どこかで見たことあるような絵だな?と思った人はハイキングロンデルの「Parks」を知っているのではないだろうか?そっちのほうが有名なイメージ。これは同じメーカーからの作品である。「Space Park」はその4作目にあたる作品。宇宙は綺麗。
1つあたりのボードの大きさは大体ディクシットサイズくらいのが6枚。2倍の大きさのボードは依頼場所のスターライトステーションが1枚。それらを組み合わせてミニマムな銀河を作る。ボードが置かれる場所はランダムだから常に戦略が変わっていくのが面白い。
銀色のミニチュアロケットコマ…単色だともったいないぞこれ…。塗りたくなるほどしっかり作られている。このコマは皆が共通で使う、ロケットが向かった先のアクションが取れるのだ。
ロケットを移動させて、クリスタルをゲットする。このクリスタルの色も良いんだよ~。他のゲームではみない色と透明度。イラストの世界観にあわせたコンポーネント最高だよ~とでれでれしちゃう。
アクション内容はめちゃくちゃ簡単。クリスタルを貰うか、納品してXPを貰うか。バッジをゲットすると「貰えるクリスタルが1個増える」などの拡大要素もある。
複数ロケットがあるから取りやすい?とはいえ、ロケットは隣1マスしか動かせないので1周させないとクリスタルが取れない…、というのがじれったい。次のマスのクリスタル欲しいから動かさないで~と思ってもまあ動かされちゃうんだな。みんなクリスタル欲しいから。わかる。
クリスタルは4種類あって、依頼を達成するために欲しいクリスタルはバッジごとにバラバラだったりするんだけど、まあ4種類しかないからかぶるかぶる。取り合いが激しい。あー…、あなたもそれ系のカードなの…?、つらみ。となる。
前半はクリスタル、後半は納品+依頼書取得が主になる。競争が激しい。動かしたい、動かせない、私も依頼書欲しい、納品したい~~~!
基本1コマしか動かせないからもどかしい…がもっとロケットを動かす方法がある。それがファストトラベルのトークン。アストラルアーケードに行くと貰えてロケットを1枚に付き1歩進められる。これで遠くても目的の場所に行ける。クリスタル集めのさなかにこのトークンを集めるのも勝利への道、マジで。
アストラルアーケードにはもう1つスカウトを操縦するというアクションがある。これがこのゲームでのお邪魔要素、スカウトをボードのどこかに置くとそこにロケットが訪れるごとに「ファストトラベル」もしくは「小さいクリスタル」が操縦者に渡る(操縦者にはコントローラーが渡されている)他の人の手番でも自分の手番でも。得なのだ。これでいっぱい貰うのだ。わはー。…でもすぐ他の人にコントローラーが渡ってしまう。スカウトも皆のもの。
依頼書のほかにもアウトポスト13などで1XPずつ地道~に貯めていくんだけど、バッジのボーナス効果で○○のバッジ1個ごとに+1XP(ちなみにみんなのXPは公開情報)とかが出だすとあっというまにゲーム終了のトリガーが引かれてしまう。
達成した依頼書は公開されているが、まだ達成していない依頼書は見れない。スターライトステーションで誰が何のカードを取ったのかそれにはどんなクリスタルが必要だったのか、覚えておくのが大事。
誰がどのターンで何の依頼書を取り、必要なクリスタルの数は?そのために必要な手番数は?と計算し、終了のタイミングを計り、自分も20XPを得るためにどう効率よく進めていくのか…。
ということを考えながら宇宙を旅行する。ただクリスタル欲しいから集める!だけだと勝てない…楽しいけど!効率よく、納品しXP化をしていこう!同じ点数で終了すれば宝石の数が多いほうの勝ち。それも同数ならあと手番が勝ちだ。楽しんで!
まとめ
- おしゃれ銀河ロンデル
- 美麗なイラストでテンション上がるぜ
- スカウトを配置して得していこう
- 点数系の依頼書は覚えておけ!
- 効率よくの納品を目指せよ
7つの星間を行ったりきたり、クリスタルを納品していくゲーム。ルールも簡単なのでディクシットなど素敵イラスト主体のゲーム好き~という方にオススメしておきたい。
ボードを広げてコンポ―ネントを置いても省スペースで出来るコンパクトさ。箱も持ち運びしやすい!
依頼書は英語だけれどそれほど難しい単語はない…はず。だいたい同じことが書かれているので、1つ分かれば大丈夫だろう…多分、いけるいける。アイコン見ればなんとなく書いてあること分かると思うよ。
BGGではおしゃれな写真が上がっているので検討するのにBGGを見るのも楽しくていい。暗闇で撮ってる写真かっこ良い。
スカウトの3Dデータ
スカウトKawaiiスカウトの3Dモデルが公式から配布されております。
3Dプリンターを持ってれば立体のKawaiiスカウトが出来るぞ。
SPACE PARK / スペースパーク