カリバ湖の水飲み場をかけた動物たちの仁義無き戦い!
デザイナー | Reiner Knizia |
アーティスト | Felix Kindelan |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 6歳~ |
カリバ湖にはさまざまな動物たち一日の終わりに水を飲みにやってきます。
1匹1匹だと仲良く出来るけど、群れると…?
ゾウはサイを、サイはダチョウを、ダチョウはシマウマを追い払います。
そして、最強のゾウは最弱のネズミが弱点…というのは周知の事実。
いろんな動物たちを呼びこんで、いっぱい動物を追い払いましょう。
8匹の動物たち
8種類の動物達がいてそれぞれの場所に水を飲みにいく。3匹以上になるとすぐ近くの弱い動物1種類をすべて追い払い、ゲーム終了時に追い払った数だけ点数になる。というシンプルなカードゲーム。
ネズミは最弱(1)だが最強(8)のゾウには勝てる唯一のカードだ。
プレイヤーは自分の手番に動物を1種類だけ好きな枚数置けて、使ったぶんだけ補充する。一気にだして一気に補充したい気持ちはあるけど、取られちゃったらやだな~と思うと1枚ずつ出して様子見しちゃう。
最初の1枚目はまあしょうがないかな?2枚目は次出した人に取られちゃうじゃん…出したくない…!3枚目は下の弱いやつが他のやつ追い出したら(3枚以上になったら)追い出そう!手札5枚しかないからもう何出せばいいのかなんて迷う必要なんてないだろ!って思うのに、どれもこれも出したくなさすぎてめちゃくちゃ悩む。この中で取られても悔しくないカードは…!(無い)
その、誰が、どのカードを、いつ出すか。の洗面器状態にドキドキする。自分より弱い動物をパクりと行こうか!と思ってたらそれより強い動物にパクり! とされて取れなくなっちゃってたりすると…悲しい。私の動物さんがー!
このカードゲームのポイントは「ネズミはゾウの弱点」ということと、同じカードを複数枚出してもいいし1枚だけでも良い。「同じカードをすべて吐き出す必要はない」ということ。3枚目だして弱い動物を取り、もう一度手番が回ってきたら再度1枚出して更に弱い動物をもらう。ということももちろんできるのだ、強い動物ならね。どんどん弱い動物を追い出していこう!としたいけど、まあ、さすがに途中で追い出されちゃうんだけど。
ゾウを複数枚持っているなら貯めて1枚ずつ放出して他の動物大漁ゲットー!というのができるかも、しれない(ネズミが増えてこなければ)
あとはこのカードゲーム、見た目めちゃくちゃKawaii!
6歳から~ということで子供向けをイメージした優しい色使いと、ニコニコな動物たち、めっちゃ可愛い。
日本版は特別仕様でちょっと攻撃的な感じになっている、こちらはめちゃくちゃ追い出してやるぞ!感が強い。どちらも可愛いな!
まとめ
- 動物が可愛い
- 群れを作って追い出せ!
- ゾウは最強だが、群れたネズミに負ける
- 2枚目は…!出したくない…!とみんなで洗面器
- 3枚目からの連鎖でカードを大漁ゲットできる…かも?
2枚目は出したくなくて、3枚目は出したいけれどもっとカードが溜まってからがいいな~なんて思ってると取られたりして…を繰り返す、ジリジリとしたカードゲーム。
3枚揃えば弱い数字に勝つ、という単純な構造なので低年齢な子供でも十分遊べるゲームに思う。
ちなみに版によってマイナーチェンジする。水飲み場が折りたたまれた紙製だったり、パズルのように組み立てるバージョンだったり、カードの背面が違ったり~とするらしい。ちなみに私が遊んでいるのは水飲み場が折り畳み製。
折り畳み製はちょっと浮いてしまうのでパズルのように組み立てるバージョンが良かったなあー。
ネズミとゾウの力関係は判定に困りそうなので調べてみたところ、ゾウの3枚目出したときにネズミしかいない場合は、ネズミを追い払うことが出来る(大きい数字は小さい数字を追い払うというルール)ネズミはあくまで3枚目以上を出したときにゾウを追い払うことが出来るのみである。
カリバ / KARIBA