ヒューストン、イルカ発生!/HOUSTON、WE HAVE A DOLPHIN!

レビューaya


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5
On 2022年12月12日
Last modified:2022年12月25日

Summary:

https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/607634614.jpg

1978年、少し曇っていたけれど美しいあの日、地球は滅んだ。

デザイナー : Andreas Wilde
プレイ人数 :3~5人
プレイ時間 : 約35分
対象年齢 : 15歳~

はっぴーめりーくりすます!今年は鶏を食べるぞー!
こちらの記事は「ボドゲ紹介 その2 Advent Calendar 2022」に寄稿させて頂きました。

12月の後半にホビージャパンより発売される、「ヒューストン、イルカ発生!」は3~5人という少人数でも遊べる正体隠匿ゲーム。
殺人イルカと地球から逃げ出したエンジニアたちとの生き残りをかけた戦いである。

※注意
キックスターターでバックした方から遊ばせて貰ったものなのでうろ覚えな部分があります。
なので遊び方及びストーリー等が日本語版と異なる可能性がございます。ご了承ください。

フロッピーディスクからカタクチイワシが…!

「ヒューストン、我々の中にイルカがいる…!」

すっごい突っ込みたくなるじゃん?っていうはじまりがすごい好き。バカゲーだ!バカゲーだ!(ほめてる)フロッピーディスクにカタクチイワシってなんで?めちゃくちゃガコガコいいそう。

って思ったら全然スッと出てきた。うっす!!!!!

「Houston,We have a Dolphin!」は有名な映画「アポロ13」から「Houston,We have a probrem!」からのパロディです。この船の名前は「Palermo13」。

インスト小ネタ

ということでですね、殺人イルカから私たちは生き残るために何をするかというとイルカによってシステムがイカれちゃったのでまずは船をリセットしてからの再起動。もしくはイルカのいるチームの排除。

私たちプレイヤーは「チーム」という単位で人(役職)を管理します。エンジニア、英雄、イルカ、などなどから3人くらい割り振られる、一人でもイルカが居たらもうイルカのチームです。

そして毎ラウンド再起動するためにモジュールの開放というのを行うわけですが、モジュール開放のためには3人作業場に配置しなければならない、ということでその3人をどのチームが何をどこに割り当てるの?っていうことを話し合うのがメインになります。

はじめに

アプリにいろいろ登録していきます。ちょっと面倒くさいけど、ちょっと楽しい。

まずは1人1人チームタイルを選ぶ。6種類あるので好きなの選んでアプリにかざすと、アプリにそのチームが登録される。チームタイルがアプリ上にシュパッと出てきます!(その登録されたチームの数で人数を把握してるので〇人とか入力不要)

その後20枚くらいあるカードをアプリにかざして登録すると…どこに配属されるか(もしくは使われないか)が登録される。絵柄のほうをスマホアプリに向けてピッとするとピッとチームのタイルが表示されたりして割り振り場所がわかる感じ。

枚数多いからちょっと面倒くさいけど割り振られるのハイテク感が良くないです?
全部配り終わったら船長が出てくる。船長からゲームスタートだ。他のチームはパニックトークンを1個受け取る。

パニックトークンって

イルカがいるかと思うと落ちいつてられない。

というクルーたちの気持ちの結晶化。ようするに人吊り投票の時にいっぱい出してるとその人の投票が強くなっちゃうよトークンです。船長の顔見た時に「あ、この人信じられない」ということで1個貰える。なんで?

モジュール開放に参加できないとこいつらに命任せるの?ってことでもパニックを起こしてトークンが貰える。パニック起こしすぎなんだな~。

英雄とエンジニアとイルカと

モジュール開放には3人が必要でそれぞれエンジニア2人と英雄1人。カードには右左どちらに(もしくは両方)干渉するのか矢印が書かれていて、英雄に2人の矢印が向かうとモジュール開放。

もしイルカが紛れていたらイルカはエンジニアをパクっと食べちゃうし、エンジニア3人だと矢印で挟まれたエンジニアは撲〇される。えっ。

モジュール開放しても開放の衝撃で英雄は宇宙のチリとなる。

隕石

毎回何かしらでクルーは減ってくんですが、さらに外には隕石が降っているらしく、5分の1の確率で隕石に当たっていなくなります。

だから

居なくなったクルーの両隣がイルカなのか?それともイルカが普通のクルーを生贄として差し出したのか?それとも隕石が落ちてきたのか?
と、誰がイルカ陣営なのかはさっぱりわからない。(目の動きとか声の震え方とかもしかしたらそっからばれちゃうのかもしれないけど)

行動的には「100%イルカだ!」とは言い切れないし、イルカ側も変にごまかそうとしたりしなくて良いのが本当に良い。

人が減ってく

モジュールに成功しても失敗しても人は減っていく。
が、成功したときのみモジュールに囚われていたクルーが戻ってくる。

英雄かもしれない。でもイルカかもしれない。
といったところでここで人を増やすのか、それとも宇宙の放逐させるのかの選択がある。

イルカが増えると厄介だけど、でもモジュールを直せる英雄は欲しい。
失敗をしまくってると英雄が減っていくので、ワンチャンこっから英雄引き当てたいね?さあどうする?と、まあここでみんなで話し合いですよ。

人狼だとばれたくないあまりにだんまり…とかぐふふって笑ってごまかしちゃったりとかしちゃいがち…な私だけど、ちゃんとクルーの残り人数(枚数)とか数えて、あと〇人だからほにゃほにゃ。英雄は~モジュール開放には~とか云々。簡単にクルーよりの発言しやすいし、リソースを見て、あと何が必要だね?とか

そんなボードゲーム脳でもプレイできるところが猛烈な推しポイント。

オススメ!

遊ばせてもらった時からずっと欲しかったので(それなのに海外から買うと高くて…)ホビージャパンさんありがとー!しかも今年中の発売。
年末遊べそうなのも今から楽しみ。

ちなみに何回も遊んでると役職が解禁されていくというデジタルゲームみたいな要素もあるよ。

最後に

ゲームの雰囲気がわかるPV。
コンポーネントとかアプリこんな感じに動くんだーとかの参考にもどうぞ。
とりあえず、最初の1分あたりまでは見てみて!

こんなゲームよ。(好き!)

ヒューストン、イルカ発生!/HOUSTON、WE HAVE A DOLPHIN!

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