皆大好き人気紙ペンゲーム「Welcome to…」シリーズの最新作にして完結編、「ウェルカム・トゥ・ザ・ムーン」の紹介です。
※ブログの内容は箱裏に書かれている程度の情報ですが、キャンペーン含め一切のネタバレが気になる方は読まない様ご注意ください。
デザイナー : Benoit Turpin, Alexis Allardアート : Anne Heidsieck
プレイ人数 : 1~6人
プレイ時間 : 25分
対象年齢 : 10歳~
どんなゲーム
「ウェルカム・トゥ・ザ・ムーン」は、いわゆる紙ペンゲーム。
プレイヤーは1枚のシートとペンを受け取ります。
毎ターン3つの「数字」と「アクション」の組み合わせが提示されるので、プレイヤー全員が同時に好きなものを選び、シートに数字とアクションを書き込みます。
この時数字は左から右に昇順に並んでいないといけないのでご注意ください。
いくつかある終了条件を誰かが達成したらゲーム終了。アクションで稼いだ得点などを合計して、得点の高い人が勝利、というゲームです。
ここまで読むと「いつもと同じじゃないか」と思われる方も多いと思いますが・・・
今までの「Welcome to…」とどこが違う?
シートが8種類あります!
本家の「Welcome to…」が1種類のシートで2860円なのと比べると、こちらは1箱6600円に8種類ものシートが入っているので1シートあたり単純計算で825円。とってもお得(暴論)!
しかもそれぞれのシートはとても特徴的。書き込みのルールや得点の取り方が違うので毎回違った冒険が楽しめます。
ロケットを打ち上げたり・・・
すごく長い列があったり・・・
もう「あのゲームじゃないか?」っていうシートも。
「紙ペンだから簡単だよ」って皆をだまくらかして、強制的に8シート連続で遊べば4、5時間紙ペンをやり続けることが出来ます!最高!
シートが紙からラミネートに
紙ペンゲームでシートが切れちゃうのが心配でついついコピーしたりラミネート加工しちゃう、貧乏性のあなたも私ももう安心。シートがラミネートになりました。
その分プレイ人数が99人から6人に減っちゃったけど、たいてい遊ぶ時は4人くらいだから大丈夫。
沢山で遊びたい時は無印の「Welcome to…」やろう。
キャンペーン
「Welcome to…」シリーズ初のキャンペーンもあります!
各シートは勿論単体でも遊べるのですが、
ルールブックとは別にこの様なキャンペーン用のシナリオブックがついており・・・
↑見た瞬間焦って英語版買わなくて本当に良かったと思いました。それくらいのボリューム。
このシナリオブックのストーリーに従って、様々なルールでそれぞれのシートをどんどん遊んでいこう、という仕組みになってます。
あまり書くとネタバレになるのですが、シナリオが進むにしたがってストーリーが分岐したり、ルールが少しずつ変更されたり、と飽きない工夫がいっぱい。
さらにさらに本当に有難いことに、キャンペーンモードもソロで遊べます。
仕事と家事に時間を割かない事で定評のある私がソロで3週間やってもまだ終わらないので、ボリュームもかなりのものと思われます。
遊んでみての感想
とっても面白いです!
幼い頃より左から右に昇順に数字を書いていくことをライフワークとしている?私ですので、面白くないわけがありません。毎晩手を黒くしながら夢中でシートに数字を書きこんでます。
と言ってもルールが少し複雑なため、最初は全シートのルールを理解するのに少し時間がかかりました。そのあたりはキャンペーンで順に遊んでいくと、ルールやコツが徐々につかめていくのでおすすめです。
また、ソロはbotとの対戦になりますが、対人戦と比べてそこまで処理が煩雑になる印象はありません。まぁ悲しいことにどうしても対人戦の方が盛り上がるのですが。
いずれにせよ、とても悩ましく楽しいので、私としては大好きな紙ペンの1つになりました。
最後に
というわけで、紙ペンゲーム「ウェルカム・トゥ・ザ・ムーン」を紹介させて頂きました。
興味がある方は是非月への旅を楽しんでください。
ちなみに私のお気に入りのシートは3枚目のやつです!
あれみたいで楽しいの。あれよ、あれあれ。
ボードゲームに関する個人的感想を書いてます。有益な情報は皆無です。
ウェルカム・トゥ・ザ・ムーン