十二季節の魔法使い / Seasons

レビューaya

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aya

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Rating:
3
On 2019年11月27日
Last modified:2020年7月30日

Summary:

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魔力を蓄え、最も忠実な使い魔を召喚し、太古の魔法の道具を駆使して、あらゆる至難に立ち向かえ。
クシディット王国の新たなる大魔術師となるため、誰よりも多くのクリスタルと名声を集めるのだ。

プレイ人数:2~4人(BGGベスト2人)
プレイ時間:60分~
対象年齢:14歳~
デザイナー:Régis Bonnessée
アーティスト:Xavier Gueniffey Durin, Stéphane Gantiez
パブリッシャー:ホビージャパン

タイトルとイラストからファンタジー好きにはめちゃくちゃ惹かれるじゃないだろうか、もちろん私は惹かれた
2012年に発売して以降、TCGプレイヤーを中心に絶大な人気のあるボードゲーム。 日本ではホビージャパンから2013年に発売した。2019年の8月に日本語版の拡張も2種発売されている。
クシディット王国( Kingdom of Xidit、有名なイマジネーションゲーム「Dixit」のアナグラムらしい。そういえば同じメーカーだ!)の新しい偉大なる大魔法使いとなるべく他のプレイヤーと競争する。
カードドラフトとダイスドラフトがメイン。そして魔力というリソースを駆使し、時には勝利点でもあるクリスタルを消費して戦う。
イラストがファンタジー好きにぶっすり刺さるし、愛嬌のある使い魔もまた可愛い。

カードドラフトは楽しい

季節ボードとダイス。ダイスは結構でかい

最初にプレイヤーに9枚カード(パワーカード)が渡されて、1枚選んで隣のプレイヤーに渡す。をカードがなくなるまで繰り返す。そうすると9枚のカードが手元に残って、この9枚のカードで勝負する。
初めてプレイするように初心者デッキというものがあるが、カードドラフトが面白いので却下です却下。自分で選ぶ楽しさが良い。
最初は何も考えずに強いカード。強いカードって相手に取られると本当にキッツい。強いカードはまず確保。
まあ運なくて、全然強いカード引けないときもあるんだけどね。シット。
選んだカードを基準に今度はカードを使用するためのコストを確認しながら選んでく。貰えるリソース(魔力)っていうのは季節ごとに 量も種類も違う。だからコストが偏っていると最後までプレイできずに終わってしまうのでバランスよくカードを選択するぞ。
強いカードは欲しいけど、リソースは有限でなんでも自由に出来ない。その制限の中でのカードとの相性を考えつつドラフトしてくの、あー楽しい。
初めてだといろいろ解らないけれど、なんとなくこのカードと相性良い、気がする!って自分で考えて選ぶのちょう楽しい。

1年ごとに3枚オープン
2年目3年目にオープンするカードは裏側にしてトークンを乗せる

9枚ドラフトして得たカードは、3枚ずつに分ける。
そのうち3枚手札であとの3枚と3枚は2年目、3年目と季節が巡ると使用できるようになる。
一気に9枚オープンじゃない。だから、1年目はこれ使って2年目はこれとこれとこれ。というマネジメントも必要。今このリソース持ってるなら先にあのカードを手元に置いとくんだったーーーーーーーーーー!!!ってなりがち。選ぶカードはバランスよく! な。

ダイスの目ってなんでなんで…

なんで欲しい出目がでないのーーーー!(´・ω・`)

季節ごとに変わるダイス

ダイスは各季節ごとに色で分かれていて 、それぞれ5個あってユニークである。
4人だとその全てのダイスを使うことが出来るが、未満だとダイスが1個ずつ減っていく。
そう、最初に選ぶダイスも運だ。
良い感じのダイス選んで欲しい。いや、そんなに変わらないのか?カードが決まってないのでどれを選んでも一緒な気がしてきた。

春のときは春のダイス

季節ごとにダイスの色が変わるからもらえるリソースも変わっていきます(上の写真のダイスのように春(緑)は水と木のリソースが貰いやすい!)
ダイスを降って、プレイヤーが1個ずつダイスをピックしていく。そして、その目のリソース、アクションを取る。
どうやったら季節が変わる(ダイスが変更する)かというと、ダイスの下に描かれている点。1~3個の点が描かれている。

ダイスのこの点分、季節が動く。3つ動くと次の季節
季節が進むこの点はどこから選ぶかっていうと、プレイヤーがピックしなかったダイス。
だから3つ点があるのを残すとあっというまに季節が変わる。
リソース欲しい…、カードを得たい、でも季節も進めたくない…。どうすんべか。まだ季節が進ませないだろう!に賭けてリソースを取るか、それとも自分で進ませないように点が多いダイスを取るのかー。
何で季節ってあんなに早く進んでいっちゃうんだろうなあ…。

ユニークなボード
ボードの使い魔可愛い!

こちら個人ボードとなります。
最初にみたとき、のこぎりっぽいなあって思った、もしくはパレット。指引っ掛けられるし。
上のでこぼこにリソースをはめていく。 7個までしか魔力を蓄えられない。少ない…。はまらなかった分は捨てるか交換するか、効率的に使用していく必要がある。しかし欲しいときに欲しいリソースはなかなか手に入らない。はぁ
左下には使い魔がいる。が、ボードごとに特殊能力があるわけではない。
右側の穴はノーマルだと意味は無い。拡張用。なので、ここにピックしたダイスを入れたりしてる。
真ん中にはゲーム中に使える能力。4回まで使えるが、1回使うたびに勝利点(クリスタル)が減っていく…。全部使うと痛手になるのであんまり使ったことない。使って2個目くらいまで…かな?-20点はやべー。

おすすめポイント

泥棒フェアリーは死守!

カードドラフトは楽しい!魔力という名のお小遣いをどこで得て、何枚目に出すのか。選んで回ってきたカード見て選んだカードと見比べてこれでコンボできるじゃん!これでみんなに嫌がらせができるぞ!とか。にやにやしちゃう。

イラストが綺麗。ノーマルだけで50種類のパワーカードがあって、魔法のアイテムと(紫)使い魔(橙)と分かれている。使い魔が可愛かったり、カッコよかったり、頭悪そうだったりでみんなかわいいよ。もちろん魔法アイテムも。ドラフトの時、効果がだいたいに通っているならこれが可愛いから、で選ぶ時もあるよ。

パワーカードと魔力の管理。計画的にパワーカードを使いたいのにダイスの出目に左右されるままならない感。計画的に行かなくてもなんとかリカバーできるようにリスクマネジメントして、悩むのが好きな人向け(私が出来てるかは別)。うまくいけばちょっと快感だもんね。それにしても何でダイスってあんなにひどいことするんでしょうね…。欲しいダイスが相手に取られたり、カード効果で相乗りされたりでぐぬぬ。ってなるのが楽しいぞ。ぐぬぬってするよりぐぬぬってさせたいけど

初プレイ時は強カードを最初に教えてもらう。初プレイと違う人との差はやっぱり効果を知っているかどうか。一緒にプレイするなら強カードを覚えておくとプレイに有利。まあ、1枚も来なかったらまあそこはドンマイだな。
ホビージャパンで公開してた強カードはこちら

プレイホビージャパンでプロモゲット

※このキャンペーンは終了しました 
2019年11月30日から2020年1月20日までの間、「プレイホビージャパン」というキャンペーンが開催されます!
今回で14回目となるそうですが、今回は十二季節の魔法使いのプロモカード

参加方法はキャンペーン実施店舗で十二季節の魔法使いをプレイするだけ。

参加するだけで貰えるカードやそのプレイで勝つと貰えるカードとあります。
参加店舗や詳細はこちら

十二季節の魔法使い / Seasons

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One Comment on “十二季節の魔法使い / Seasons”

  1. Pingback: [ボードゲームレビュー]ダイスフォージ | 今日も駄目ダイス

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