K2 / ケーツー

レビューaya


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5
On 2020年1月20日
Last modified:2020年7月24日

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「もっとも危険な山」と呼ばれるK2に登るぞ…!おらー!

プレイ人数:2~4人(BGGベスト2人)
プレイ時間:30分~60分
対象年齢:8歳~
デザイナー:Adam Kałuża
アーティスト:Jarek Nocoń

K2(ケーツー)は、カラコルム山脈にある山。標高は8,611mで、エベレストに次ぐ世界第2位の高さである。パキスタンのギルギット・バルティスタン州(インドの主張によればインドカシミールのパキスタン占領地)と、中華人民共和国のウイグル自治区との国境に位置する。
K2という頭文字はKarakorum No.2 、つまりカラコルム山脈測量番号2号を意味する。
パキスタンの最高峰であり、カラコルム山脈の最高峰でもある。

ウィキペディア「K2」より

山頂を目指したい…!

K2を作ったデザイナーさんの趣味は登山。ということで現実の登山もこんな感じなんだろうか?登り始めはみんな和気あいあいと進んでいく、マスにはいれる人数が多いので「あ、そこですか、まだ場所ありますよーどうぞどうぞ」なんだけど、標高が高くなっていくと入れるプレイヤーが少なくなって、プレイヤー同士の邪魔しあいがつらい。いや、邪魔する気はないのは知ってるギリギリだもん、でも邪魔なんだよそこに立たれるとさぁ!

晴れた日と吹雪いてる日どっちがいい?
今日はこの山に登ります(いつもこの山)

ボードは晴れた日と吹雪いてる日の2面あって苦しいか苦しくないかの違いがある。

われらボードゲーマたるもの苦しい道を選ぶべし

という教訓があるので吹雪いてる面しか選びません。なのでどっちが良いかなんか聞いたことないわ。…あら?

そして天気も夏と冬があるけど冬一択。苦しいきつい…。そんな中、踏破するのが楽しいんじゃないか。

登る前に入念な準備をしなくては

雪山を舐めてはいけない。とくにここはK2なんだから準備はしっかりしなくては。

18日間(18ラウンド)に渡って2人でどのくらいの高さまで登れたかを競う。
マス部分にフラッグに点数が書いてあるので、そこまで左側のゲージにコマを置く。2人分合わせた点数が勝利点となる、それ以外に勝利点はない。

右側の踏破ゲージにコマを一度置いたら上がっても死ぬまでは下がることはないので、これ以上進めぬーってなって下がったとしても点数は一番高く登れた位置のもの。

このゲームは順応力が無くなると死ぬ

1より下がると悲しいことになる

これが1人1人の順応力ゲージ。最初は1から始まる。0になったら心肺停止だ。
なんで1からなの、もっと万全にしてから登りなさい!
これが10まであるが、7以上はアドレナリンが出ているだけなんだろう。1日(1ラウンド)の終わりに6まで下がる。順応力は保持しておけないんだ…。

その順応力は上がったり下がったりするわけ。山下のほうの青い丸に囲われた数字分そのマスで1日を終えれば回復、赤い〇の数字マスで止まればその数値分の順応力を奪っていく。上に上がるにつれてめっちゃ削られるようになるよ?

1日に三枚使う。雪山で飲むコーヒーは美味しい

山の登り方はこちらのカード、全部で18枚。
プレイヤーはみんな同じ内容の手札を持っていて6枚手札で他は自分専用の山札に。1日に3枚使って登ったり降りたり休憩したり。

18枚なので6日目には全てのカードを使い切ることになる。使い切ったカードを合わせてシャッフルして6枚引く、を18日まで繰り返す。ようするに2回山札のリシャッフルが入ることになります。

どのタイミングで進むのか休憩するのかを6日間区切りで計画的に進めなければいけない…んだけど、引くカードがランダムで引かれるからベストな形で進めないんだなこれが。

移動力カードはそこに書かれている数字分の合計値で進める。2つ数値が書かれているカードもあってそれは右側は降るときの数値。ロープ使って降りるからこっちのほうが移動力があるってことだね。

基本的に1マス移動するのにかかるコストは1移動力だけど、次に進むマスに黄色い丸いアイコンに数字が書かれている場合その数値分移動力を消費する。

順応力カードはそこに書かれている数値分、移動で動かしたコマのほうを回復できるという縛り。(動かしていなければどちらでも良いが)
回復後、6を超えるとラウンドの終わりに体力は6に戻される。ラウンドの終わりっていうのがポイント。

移動力カードがX枚、順応力カードがX枚。それぞれ何が何枚あってあと山札には何枚残っているって把握するのマジで大事。

じゃあ登ろうか
始まりの場所

じゃあね、最初はノロノロと順応力を上げていき、ぎりぎりまで体力があげたら一気に駆け上がりましょうかね?って移動力カードを残しておくのは危険。
皆が出すカードを決めたら一斉にオープン。
誰よりも移動力を持っていた人はリスクトークンを貰うことになる。
リスクトークンはなんぞやっていうと、0~2書かれていて、そのぶん移動力がマイナスになる。な、なんだってー。

0があるとラッキー

だってK2だよ?危ない山なんだよ!そりゃ先行してぐんぐん行くにはリスクを背負わないといけないんだ。
ぐんぐん進もうと思っていたはずなのにマイナス2しちゃって、あ、あれ?同じ歩数しか進んでなくない?みたいな感じになる…おげー…。足並みは揃えよう
移動力が最大の人が二人以上の場合はリスクなし。なるべく誰かと最大値で進みたいものだ。合わせよ?って言っても裏切られるんだけどね!むずかしー。
進みたい、でもリスクを背負いたくない。バッティングさせて…くれないかな…|д゚))

天気予報をしっかり確認
冬の日の天気。ボードのマスとこのペナルティが合算されてプレイヤーにダメージを与える

山には天気がある。夏の日冬の日ってあって冬の日のほうが天候が厳しい。
晴れた日はなんのペナルティもないが、曇りや雪の日はペナルティが発生する。
それは順応力を削ったり、移動力を増やしたり。このペナルティは標高の位置も関係していて、天気予報の標高ゲージの下の白ゲージ部分で発生する。

今日の天気(黒いコマがある)の場合は「標高7,000~で止まったコマに対して、2の順応力を追加で消費する」となる。

天気予報は6日間表示して3日ごとに更新。4日目には7~9日目の予報が出てくることになる。6日で山札を使い切るのだからカードを引く運はあるもののどこで何を使うかは天気を見てベストを探す。
手札のマネジメントがめちゃくちゃ重要。
死なないように高いところを目指すぞーー。

テントだテント
丸い人は丸いテントが建てられる

カード以外でも順応力を回復できる、それがテント。
移動力を使って建てることができる。1人1個しかもってないからどこで建てるかは建てたらもうそこに建てっぱなしだからちゃんと考えておかないといけないけれど。

しかし上に行くにつれて体力はごっそり奪われるし、天気でもごっそり奪われるので本当にちょっとした抵抗にしかならないのだけれど…。
でもあるのとないのとでは全然違うんだよ。1ターン長生きできれば生還できるかもしれない!
…できれば2人そろって生還したい。勝利点も減っちゃうし。

オススメポイント

私も頂上行きたい…!
  • 始めの余裕の手札。少しずつ移動して順応力を上げていこう、と計画的に進めている満足感
  • 移動して相手より先に進む優越感。俺が先頭な!
  • テントを立てて籠城する。寒くて出られない…、引きこもる
  • 相手より後手番だったがために頂上まで登れなかった憤る。君、邪魔だよおぉ
  • めっちゃ吹雪いてる
  • テントに戻って籠城する
  • 回復が来ない
  • 回復が来ない…あっ……
  • …………
  • また次はうまくやるんだぜ


本当に回復は欲しいときに出ない。一番最初にはよくでるくせにきぃ!

まあこんな感じで、辛そうにみえてそうですがこれが楽しいんだ。
手札をマネジメントして思う通りに動けたとき、移動力でバッティングしたとき、降るときにロープで降りを選べたとき。
あ、これ、自分うまいことできてたわーっていう満足感が楽しい。
つらいからこそ思うとおりにできることが楽しい。たまらん。

K2 / ケーツー

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