ディープ・ブルー / Deep Blue

レビューaya


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4
On 2020年3月4日
Last modified:2020年7月24日

Summary:

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遥か昔に海底に沈んだ、「伝説の沈没船」の地図を手に入れた。
史上最大の宝探しの開始だ!

プレイ人数:2~5人(BGGベスト4人)
プレイ時間:約45分
対象年齢:8歳~
デザイナー:Asger Harding Granerud, Daniel Skjold Pedersen
メインイラストレーター:Nicolas Fructus
カードイラストレーター:Biboun,Djib,Nicolas Fructus,Miguel Coimbra,Piero,Regis Torres,Trefle Rouge

他作品は「Flamme Rouge」「コペンハーゲン」「パニックマンション」
今回はプレイヤー皆で宝探しを競い合う。一番お宝(VP)をゲットした人が勝利だ!

宝探しに行くぞい

沈没船からお宝を引き上げよ

プレイヤーは2隻の船を動かす。カラフル。自分の色を決めたらその色のボードとカードを受け取ってくれ。

こちらがプレイヤーの持ち物。宝箱にVPを隠す

探索順を決め、いざ出発!の前に君たちには4つの選択肢がある

  • お金(カード)を支払って船員(歴史家もしくは潜水夫)を雇う
  • スクリュー(カード)を使って船を移動させる
  • お宝を求めて潜水する
  • 休息する


お金とスクリューは手持ちのカードに描いてあるのでそれを使う。使ったら裏向きにボードに置く。
船員を雇ったときはそのまま手札にIN。すぐに使用できる手札となる。
沈没船タイルの上に載っていたら潜水でき、そこで宝探しが出来る。自分がリーダーとなって潜水したい場合は、沈没船のタイルに移動する→潜水。と2手番必要だ。
休憩は先のアクションで使ったカード(ボードの上に裏向きに置いたカード)から3枚だけ手札として返ってくる。これは自分で選べない。シャッフルして上から3枚だ。3枚しかなければ使った分がそのまま返ってくる。

最初はカードが4枚しかないので誰か雇いたいよね、でも誰よりもはやく飛び出して、沈没船の探索に向かいたい気もする。他の人と一緒に潜水したくない。独り占め、したい。

潜水をしてみる

潜水タイルに船が着いていたら潜水が出来る。
潜水タイルに着いたときに、偵察スポットに待機する。これで潜水する際にいろいろなボーナスが得られる。

潜水した後潜水タイルは取り除かれる

いざ、潜水。同じ潜水タイルにいる船長と潜水する場所の隣にいる船には必ず呼びかけなきゃいけないので、「潜水行く人この指と~まれ!」「あ、行く行く~」ってなった船長と一緒に潜る。しかし、あとから参加した船長は偵察スポットには入れない。素のまま潜れよ。

潜水セット。運試しの始まりだ

リーダーはこの袋から1つずつ宝石を引き出す。初期にある宝石はかなり少ない。宝石のレートも低くない?偵察スポットって大事だな。

頼もしい船員。こちらは宝石の価値を高めてくれる

じゃじゃ~ん。こちらのカードがさらにVPを集めるのに重要なカード。この船員たちが欲しい宝石らしい。ということで、例え潜水が失敗しても必ずVPが手に入る!失敗すると偵察スポットに置いてあってもVP貰えないからな。

失敗すんのかよ!?どゆこと。…伝説の沈没船だからね、いろいろトラブルが起きるらしいよ。

4個ずつはいっているトラブル宝石

この宝石がでるとトラブル発生。青は酸素トラブル。黒は海の(危険な)生物が出てくる。各色2個目が出てくると失敗だ。偵察スポットやカードで回避できる。
このトラブル、4個ずつ入っていて結構出やすい。カードで宝石を増やすことが出来るのでそれでだんだんとトラブル率を下げることが出来る。

おお…カードって大事だな、船員を雇ったほうがいいのでは。

船員を雇う
これでトラブルも怖く…無い?

お金を支払って船員を雇う。船員のパターンは2種類。
船を助ける潜水夫とVP取得をブーストさせる歴史家。
スクリューは強力で3歩分移動させてくれる。誰よりも遠くに行って潜水!という戦略がとれる。
あとは酸素トラブルと海の生物を解決してくれるカード。これがあると2個目が出てくるまで安心してバッグドローができる。
歴史家は特定の宝石が出るとVPを更にくれる。うえ、右下に宝石のイラストが描かれていれば、その色の宝石をバッグに追加できる
紫と緑の宝石はカードを買わなきゃバッグに入らないし、VPが手に入るのもこのカードをプレイしたときだけ

他の人はこの宝石が出てもVPは手に入らないが、歴史家には「なんでもいいから宝石x個出たらVP」というのがある。宝石が増えた分そのカードでのVPも得やすくなっている!誰かが宝石を増やしてくれたらこのカードを買うのだー!

しかし、船員を雇っていると船が進まない…。欲しいカードを買いすぎていると置いてかれてそもそも潜水できなくなってしまう
カードばかり買っている場合ではない!しかもそれで宝石増やしてたら失敗しにくくなってるじゃあないか!みんなと一緒に航海しなければ…!

リーダーに従う

潜水はすべてリーダーの指示に従う。潜り続けるのか、やめるのか。

あと1個青の宝石が出たら死んでしまう…!ってときでもリーダーが潜ると言ったら潜るのだ!

相手に利があるとおもったリーダーは何が何でも失敗を目指すだろう。やめて…やめてくれ…。と願っていてもダークサイドに落ちたリーダーはやめない。

じゃあカードで対策すればいいんじゃん?

もう何も怖くない

リーダー「潜水終わりです」

1個しか引いてないが?




リーダー「終わりです」



宝探しの終わり

タイルを裏返すと、海底都市が出てくる時がある。
海底都市が出来上がるとそこでゲーム終了。

俺たちは宝探しをして海底都市をみつけてしまった

海底都市タイルのリーダーVP高いんだよね。リーダーVPっていうのはタイルの真ん中に描かれている、これは失敗しても手に入るリーダーだけの特権。そして偵察スポットも特殊。7VPのタイルには偵察スポットは無し。エンディング感でてるぅ!

宝箱に入っているVPが高い人の勝ち。同じだった場合、船員の多いほうが勝ち。それも一緒なら勝利を分かち合う。
VPを宝箱に入れるのテンション上がるわー。

まとめ

  • めっちゃ移動して誰よりも速く潜水するだ!他の人が来る前にお宝を探し出す!
  • カードを集めて、デッキ構築。地盤を固めていざ潜水。確実にVPを得ていくぜ
  • リーダーになって宝石集め。祈り、引け
  • 船のコマかわいい♡
  • 宝箱にVPしまってくのええな!
  • カード1人1人に名前付いてる~

潜水しなきゃVP手に入らないから潜水のために行動したいけど、カードがないとトラブルが起きたときに対処できないし、船がぷかぁしたときにVPが手に入らないからカードも手に入れたい。
しかし、お金を支払うとVPを得るためのカードが減っちゃうからもう一度自分の手番が来る前に潜水しそうな空気なら使いたくないんだよな。
このジレンマがぐんにゃりする、私はカードが欲しいんだ…。でも、次、潜水、するよ、ねぇえ?カード買ってる場合じゃねぇ!
宝石を引くときのドキドキ感も楽しい。そしてリーダーを言葉巧みに誘導するのも楽しい。全然信じてもらえないけど。
誰もが出し抜こうと動くから、ゆっくり探索してる暇がない。のでこんだけ探索スペースあるのに1時間内で終わる。はやーい。1時間で終わったように思えない充実感がある。

ディープ・ブルー / Deep Blue

4

One Comment on “ディープ・ブルー / Deep Blue”

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