ヒーローよ、ダイスを振り競い合え!
デザイナー | Régis Bonnessée |
アーティスト | Biboun |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 10歳~ |
ダイス2個を振りその面でリソースを得て試練に立ち向かう。ダイスの面(フェイスと呼ばれている)は取り外し可能になっていて、フェイスのカスタマイズをすることでパワーアップし、より高度な試練に立ち向かうことが出来るようになっていく。
神々 は 退屈 している
私達はそれぞれ英雄である。英雄であるゆえに、神々の暇潰しとして呼ばれた。報酬は破格なもので神の椅子に座らせてくれるという。その椅子を英雄同士で競い合い、一番勇敢なものに座する権利を与えられる!
ファンタジーが好きな人向けの見た目なので剣と魔法と召喚獣、闇と光という言葉が好きな人にはぜひオススメ!させて頂きたい。
リソース溜めてお買い物
英雄にはそれぞれパラメーターが描かれた個人ボードとダイス2個が渡される。リソースはだいたい2種類。ダイスフェイス買う用(貢物)とカードを買う用(試練を受ける)。ダイスは主に経験値(リソース)。カードは勝利点のゲットといった形だ。
誰かの手番が来るたびにダイスを振ってリソースを得て、自分の手番だったら2択(フェイスかカードか)から選んでパワーアップしていく。
プレイはめちゃくちゃ簡単で慣れれば慣れるほどサクサク行動できる。
初期のダイス(みんな共通)はショボい!なのでダイスをカスタマイズして強化していく。お金いっぱいを目指すのか、それとも闇や光の力を求めるのか。フェイス買うのにお金は必要だから、お金を強化していくのは間違いない。
最初のフェイスには光と闇のリソースは1ずつしか貰えないのでこちらもできればバランスよく強化していきたい。なぜならば、一番勝利点をがっつり貰えるカードは両方のリソースが必要だからだ。1枚は取りたいし、2枚以上は渡したくない。
ダイスの目が絶望的な人でもカスタマイズして強化することでそれを克服できる、という点が素晴らしい。すべての駄目ダイサーでも楽しめる仕様。
それでもダメならカードで補強だ。
1個ダイスをまた振れたり降らなくても好きなリソース貰えたり、とお役立ちな召喚獣をゲットするんだ。
ダイス振ってショボいとぐぬぬ、良いのが出るとやったー!と喜べる盛り上がりと、手元にあるお金で好きなフェイスを選んでお買い物!とするのが楽しい。
ちょとだけ他のプレイヤーを攻撃するカードもあってインタラクションも本当にちょっとだけある、のも気が抜けない。
それに誰かの手番の最初に必ずダイスを振れるのでトータルでめちゃくちゃ振れる。強化してその目が出るとテンションは上々だ!
まとめ
- 私たちは英雄!目指すは神の座
- ダイスを振ってリソースゲット
- しょぼくない?と思ったらカスタマイズしてパワーアップ
- 試練を受けて、勝利点ゲット
- 召喚獣とかモンスターめっちゃ可愛い
- カスタマイズと召喚獣でダイス不利でもなんとかなる!
もともと英雄でしかも神の暇つぶしかよ!というフレーバー、大変良いな!神の座につられる英雄たち。
セットアップの神の領域の神々しさが好き。天空の庭っぽいところに神のペットみたいに動物たちやモンスターがいるの…良い。かっこいい。そして動物たちは可愛い。
そして今でこそうわっ…私のダイス目、やばすぎ…っ!?って思うけど、このゲームやってた時はそんなことないと思ってた。だってよく勝ってたし。すべてはカスタマイズとカード効果のおかげだったんや。…だったんや。
おまけ1:フェイス交換問題
ダイスフェイスは頻繁に交換するので、これらを用意すると遊びやすくてグッド。
これは、100均一で買ってきた和菓子用のピック。竹で出来てて先もとがってないので良い。取りたいフェイスを抑えてピックを刺してねじると簡単に取れる。
もう一つはこちら。ゲームを遊ぶのにめちゃくちゃ便利なグッズを出してくれているホットゲームズさんのダイスピック。表面にはパッケージにもなっているクリスタルが…。このゲーム専用のピック!といった感じがテンション上がる。
おまけ2:プロモカードが可愛い
ダイスフォージのメーカーであるLibellud(読み:リベリュー。他作品はディクシット、12季節の魔法使いなど)のプロモカードキャンペーンをよくやっている気がする(私比)。ダイスフォージも可愛いカードや可愛いカード、そして可愛いカードを出している。勝利点だけ、というのが多かったが、カモメっぽいプロモカードは可愛いけど能力がえげつなくていい。
プロモカード検索したらもってない可愛いカードがあったのでまたやってほしいね。
ダイスフォージ / Dice Forge