「猫が可愛い」。簡単×可愛い×手軽な2フェイズのバッティングゲーム。
プレイヤーは戦隊にゃんこのコマンダー(ここは妄想)。一番早くキャッツらをメタモルフォーゼさせてキャットフード工場をデストロイさせようと企んでいるロボドッグをぶっ壊そう！

デザイナー :Antoine Bauza, Corentin Lebrat, Ludovic Maublanc, Nicolas Oury, Théo Rivière
アーティスト:Naïade
プレイ人数 :3 ～6人(BGGベスト：4～5人)
プレイ時間 :10～15分
対象年齢 : 8歳～

デザイナーの一人であるアントワーヌ・ボウザ(世界の七不思議、花火など)さんは日本が好きらしく、開発中のタイトルは「SENTAI CATS」だったそうですよ。

簡単×手軽×可愛い

簡単

2エピソードに分かれた戦隊モノ。
1エピソードではロボドッグの侵略に気づいた我々にゃん戦隊を変身させる。
しかし、活躍できるのは1組のみ！ということで、「手で0から5のいずれかを出して、被らない中で一番でかい数字の手を出した人の勝ち」という簡単ルールで変身させていく。ロボドッグさんは待ってくれるのでなるべく早く変身しよう。
手を出すときの掛け声は「スー・パー・キャッツ！」

でかい数字は勝ちやすい代わりに変身できる数が少ない、そして何よりかぶりやすい。
小さい数字は勝ちにくい代わりに変身できる数が多い、そして高い数字でかぶったら勝てるかも…という欲でわんちゃん(犬ではない)狙っていきたい数字！

2エピソード目はようやくロボドッグとの戦いになる。先程の変身エピソードで勝った人がロボドッグ退治役。他の人はロボドッグ戦闘員となって妨害役へとまわる。

今回も「手で0から5のいずれかを出す。被ればス～パ～キャッツの変身が解け、被らなければ指の本数分ロボドッグがダメージを受ける。」ロボドッグはカードの枚数＝12HPあり、全部なくなったらスーパーキャッツの勝利となる！その前に変身がすべて解けてしまったらロボドッグ勝ち。
手を出すときの掛け声は「ロー・ボー・ドッグ」

でかい数字を出してさっさとカードを無くしたいが、でかい数字は流石に許してはくれないだろうと、それじゃあと低い手を使うのか？戦闘員側もさすがに高い手出さないだろうとか、あと○枚からこの数じゃない？とか、なかなか被らないのが難しい。人数が増えると戦闘員も増えてスーパーキャッツ側が難しそうだなあ、しかし戦闘員側も相談して手を決めてるわけじゃないので戦闘員同士でめちゃくちゃ被ったりしてやっぱりスーパーキャッツと被らなかったりする。

かぶったー、かぶらなかったー、何で今その手(数)がでるのかー！と手を出すたびに盛り上がれるの良い。さー、どの数字を出す！というにらみ合いが楽しいのだ！

手軽

カードのみのシンプルコンポーネント。遊び方が簡単で、準備も簡単。
好きな猫のカード５枚セットを受け取って並べ、手のカードを皆が見える位置に６枚を並べるだけ。
一番面倒なのはエピソード2でのロボドッグカードを12枚並べるくらい？準備に時間がかからない、そしてカードの枚数も少ない。じゃあやろうか！と気を負わず、中量～重量後の頭の整理のお供に、子供と一緒に簡単に盛り上がれるゲームに！と、とても手軽。

可愛い

この猫かわいすぎるだろおおおお～～～～～～～

つい写真を撮りまくってしまった。可愛い。どの猫にしようか選ぶのが一番時間かかるかも…？ｗ
お尻のばってんとか見せつけてるの猫らしくていい。6人で遊べるので30枚のユニークな猫＋ユニークなスーパーキャッツ。猫によって変身後の姿も様々なのがまた可愛い、良い。たまらん。このカードの絵だけでもネコ好きは買っても良いのでは良いのでは？(2回言った)

まとめ

• 猫が可愛い
• 子供でも大人でもワイワイ楽しめる
• 疲れた頭に優しい
• スーパーキャッツ！！！

猫が可愛すぎてイラストだけのゲームかと思いきやそんなこともなく、出す手によってまた特殊効果もあり相手が次なんの手を出したいのか？と少～し考えることもできる。

被ったー被らなかったーの1手1手が盛り上がる！「スーパーキャッツ」「ローボードッグ」の掛け声がバカゲー(もちろん褒めてる)といった趣き。思考が深いゲーム後の疲れた頭でも気楽にできるし、頭の切り替えにも最適ではないでしょうか！