Stroganov / ストロガノフ

レビューaya


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Rating:
4
On 2022年1月26日
Last modified:2022年1月27日

Summary:

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ストロガノフ家は16世紀~20世紀の帝政ロシアにおいて大商人、企業家、実業家、大地主、政治家を輩出したロシア貴族。その手腕を買われてロシア皇帝(ツァーリ)から寵愛を受け領地を貰い受けシベリアを開拓していくのでした。
コサックを雇って毛皮を狩り、春~秋にかけて東方の地、広大なシベリアを開拓し、さらなる富と力を手に入れストロガノフ家の名をより輝かせましょう!

デザイナー :ライナー・Andreas Steding
アーティスト :Maciej Janik
プレイ人数 : 1~4人(BGGベスト3~4人)
プレイ時間 : 90分
対象年齢 : 12歳~
パブリッシャー :ふるりん本舗

「ハンザ・テウトニカ」「故宮」のデザイナーであるAndreas Steding、アートは「プレタポルテ」「ロビンソン・クルーソー」のMaciej Janik。
ストロガノフ家めちゃくちゃ美形だし、動物たちは可愛いし、木コマ、袋、メインボードどれをとっても満足度が高いよ!

デザイナー本人にツイートを良いね!されて嬉しくなったので本作をレビュー!
もちろんゲームも面白いよ!!!
そのツイート↓

春~秋で遠征、冬は武勇伝を語りつつ母国へと帰る

横長ボード

1年は春夏秋の3手番で毛皮狩ってシベリアに遠征し、冬のぬくぬく気でまた馬とかお金とかを補充して次の年を迎える。
私たちはそれを4年繰り返して国に一番貢献した人の勝ち。

冬には補充やら決算が起こるフレーバーを意識した作りがめちゃ好き。母国に帰り、コブサというリュート型の弦楽器片手に武勇伝、って良い…ね!

1手番でできることは移動して基本アクション1回してメインアクションを1回+毛皮を献上することでもう1アクションと最大3アクション出来る。
毛皮が本当に重要でアクション増やすのも土地買うのも皇帝の望み叶えるのも全部毛皮がないと話にならない。ということで毛皮狩りはめちゃくちゃ重要!ということを遊ぶ時には覚えておこう。

しかし、毛皮狩りもあんまり出来ない。1手番で1枚とか普通だし、狩らないで他のことしようってなると0毛皮。
アクション増やすのに1毛皮、土地買うのに2毛皮、皇帝の望みに4毛皮…とか。貯めるの?使うの?何にするの?っていう選択がすっごいシビア。見境なくいろんなところに手を出すと毛皮が足りなすぎる―!↑って頭かかえることになる。

それにお金や馬が欲しかったり…とやりたいこといっぱい。
お金を1金払えばコサックたちからもう1枚毛皮狩ってきて貰えるし、馬があれば少し先まで遠征できたりとか、それに市場で毛皮と交換できたりとか…いろいろ。
先々のことまで考えて今はこの手を!って感じで計画を立ててやらないと…しにます!

多彩な得点源

皇帝の望みを叶えると貰えたり、土地を買ってもらったタイル(風景タイル)のセットコレクション。建設した砦の数で得点。トロフィートラックを進めての点数!と集めたり数が増えるほど良い点数になるのでどれか集中するのが良いんじゃないのかな?

私は風景タイルのセットコレクションをメインにやりつつ砦を建てて~で2位でした。
皇帝の望みでの風景タイル集め系をとっていればもうちょっと伸びたのに…!でもそこまで毛皮が集まらなかった(´・ω・`)砦ももう1件建てたかった―。砦トークンの取得がなかなかできないから最初から狙ってやればもっととれたかも。

貰った得点はすぐに反映されるのでほかの人の点数どれくらいかしら?っていうのがわかりやすい。セットコレクションとか終了時に得点だけど誰がどの程度達成してるのかっていうのは見えているのであそこからあと〇点とるな~よしイケる!と最終的に入る点数があまり高くならないのもあって計算しやすかった。

オススメポイント

絵が良い!白を基調としたボードで寒々しさと広大な大地を感じさせるところが最高に良いです。アートワーク買いの人に推せる。プレイヤーボードもすべてイラスト違い、裏表で男女になってますが、A面B面と分かれてて片側はそれぞれ何かに特化した形になってるらしい。しかしどっちも美男美女で眼福。
動物たちも可愛くて(毛皮としてゲットするんだけど)虎はこっち向いててなんか可愛い。一番遠い位置にいるからなかなか狩れないレア動物(でも後半ゲットしやすい)。あと毛皮ランダム引き用の袋がまた可愛い。

ボードにはラウンド数などはもちろん各手番で何をするのか?フリーアクション、このタイミングで何ができるのか?などが全部書いてある(と思った)。一度説明されたらこのアイコンはそういうことか!と理解してプレイできる親切設計。

1回じゃ把握しきれないほどの得点源。次はこの方法で得点集めてくかー、プレイヤーボードは前回A面遊んだから、次はB面で!といろいろな方法で遊べそう。

ストロガノフはこういうゲームなんだよ

このね、ストロガノフのね!こういうところがね、大変なんだよねー!こことこのアクションとのシナジーがね~なんて思い出してつい反省と次回のプレイ方法を模索したくなる面白さ。

とら!2位で47点だった記念写真。

私の1度目は武勇伝を話したかった生涯でした。なのでクマを倒すと武勇伝ポイント(物語ポイント)が溜まるので倒しまくった。クマを倒すと武勇伝なんだよ!楽し!毛皮も手に入ってお得!って思って集めてたんだけど、クマの毛皮ってほかにほとんど使い道なかった…。土地買えないので馬使って市場で変更。それでもいいんだけど結構コストがかさむんじゃ。

ふるりん本舗さんで日本語版が発売中!

こちらから購入できます。FAQも確認できて、DUBDUBさんのサマリーも見れます。やったね。

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