カウチャキウムというすごいモノを発見したので時代も場所も行き来自在!よーしいろんなとこ時空旅行しちゃうぞー!な感じで遊びまわる。ステージごとに遊び方が変わる、輪ゴムを用いた新しい遊び心地の陣地争いゲーム。
デザイナー :Yaniv Kahana、Oren Shaininアーティスト :Maxim Suleymanov、Alexander Rommel
プレイ人数 : 2~4人(BGGベストNone)
プレイ時間 : 20~40分
対象年齢 : 8歳~
パブリッシャー :ホビージャパン
輪ゴムをひっかけてエリア争い
が、基本的な遊び方になる。輪ゴムで線ひいてここ俺の陣地―っ!ってする。自分の色の輪ゴムで囲んだら中に描いてあるものが取得できて、コインが勝利点、青いピカピカしてるのが多分カウチャキウムっていう時空旅行を可能にしてくれるモノでステージによって扱いは様々だけど3個で1回追加で行動できるってやつ。
カードを引くか、陣地を広げるか。陣地を広げるにはカードが必要で、対応するアイコンに輪ゴムをひっかけられる。カード集めて一気に陣地を広げていきたいところなんだけど…このゲーム結構シビアで、カードなんて集めてる暇ない。見た目やギミックのおもちゃ感にリラックスできるゲームかと思いきや、気が付くと他のプレイヤーに欲しい場所先に取られてるバチバチの場所争いゲーム。
1周回って手番きたら引きたい場所にすでに人が…!人がいても別に輪ゴムを引けなくはないんです。でもその場所のカードが相手に渡るんです。それはイヤ。しょうがないね。
そうして相手にカード渡しちゃうと、カード補充で1手番使わせるっていうムーブが出来なくなる可能性が…(ただ単純に相手が得するのがイヤってのもあるけど…)って考えると躊躇しちゃう。でもひかないと自分の陣地が全然広がっていかないのでそれもそれで…と悩ましい。
相手はこっち行きたいんだろうな?っていうところに張ってからの牽制し合いもまた楽しい。
さっと終わるし、バチバチだしで面白い。拡張出ないかなーーーーー!
ストーリーを読め!
ステージごとにどういうところだよー!って説明してくれるストーリー。1箇所はこちら。
密林の神殿
カウチャクルールブックより
あなたたちはついにカウチャキウム燃料時空跳躍機を起動することに成功し、気がつくと熱帯のジャングルの端にいました。風景と暑さは熱帯アジアを思い出させます。そして周知の事実ですが、アジアのジャングルの中央には神殿があります。そこであなたたちはこの森の中へ進むことにしました。密林の中央で無限の富を見つけ、最初に反対側の端に到達してボーナスを得ましょう。
各ステージごとにストーリーが用意されているのでちゃんと読もう!ここはどこなんだろう?ってわかるの雰囲気を味わうためにとっても大事。何より、得点を何処で得ればいいのか、っていうのを触れている。
今回の場合、「中央で無限の富」「最初に反対側の端に」とあるように、真ん中に得点となるコインがたくさん落ちていて反対側に到達するとさらに得点が貰える。反対側~は遊ぶときにボーナスだよって説明あるだろうけど、中央の無限の富までは触れられないと思う。このマップは中央の得点源がすごい。これをストーリー聞いてハッと気が付くのってめっちゃゲーマーっぽくないです?この話聞くところからゲームは始まってるんだ!感。楽しい。
なのでストーリーを読んでから始めよう!
ところで気が付いたらってもしかしてこの時空装置狙って好きな場所に行けないのでは?…という一抹の不安がある。
ステージごとに変わる条件
さきほどのステージではコインが18枚集まったらゲーム終了だったのが次のステージではラウンド制になっている。ステージごとにプレイ感が変わるのがこのゲームの魅力。違うのはゲーム終了条件だけではないのでぜひ遊んで確かめてみて!
コンポーネント(笑)
好きなボードゲーム2021にも書いたけど、メインとなる輪ゴムの数が25個でそれでも使う数より多いよって書いてあるのに倍以上ある。
?????
多すぎてもしかして間違えてる…?と悩んでしまうほどあるのだけれど。
他の人はどうなんだろうか?
カウチャク / KAUCHUK