ユグドラサスの朽ち木から現れた…昆虫型怪獣！！！！ひえー。
ヨーロッパにあふれ出す、この虫のカイジュウ「QuANT」を防ぎきることはできるのか…？

カイジュウ・オン・ジ・アース第4弾はタワーディフェンス的な1人用ボードゲーム。協力して2～3人でも遊べるよ！

デザイナー :PAWN（ステッパーズ・ストップ）
プレイ人数 :1人(2～3人)
プレイ時間 : 60分～120分
対象年齢 : 10歳～

虫がくっつくと強くなる

最初は1のパワーの蟻でも3匹集まると結合して3パワーの蟻1匹になり…！とだんだんと蟻が強くなっていく。しかも特殊能力も持ってたりして…！これがまたそんな能力もってんのかよ・・・・・！！！！！！って大変なんだよ！

ちなみに力は1、3、10、30、100、300、1000。
1000ってケタすごいな？！倒せんのか？と心配になる。※倒せる

キック限定だとこのカードめっちゃキラキラしてる。

カイジュウ×タワーディフェンス

私たちの今回の任務はユグドラサスの朽ち木から現われた昆虫怪獣である「クアント」からヨーロッパの7都市を守ることである。各都市には人口と比例した防衛力があり、それ以上に怪獣が増えてしまうとその年は壊滅してしまう…！壊滅した都市が3つを超えた時点でゲームオーバーとなる。

怪獣に対抗する「作戦カード」と怪獣側からの攻撃である「脅威カード」でデッキを作り、そのカードをすべて使いきる×3回まで守り切れれば人類の勝利となる。

5枚公開してその中から1枚選んでカードの効果を解決してくので基本的に今起こる出来事っていうのは自分で選べるんだけれど、「強襲」という言葉が書かれたカードがあった場合は優先してそのカードを使わなければならない。

強襲は敵側のカードに書かれていてそして効果も結構えぐくヤバイ。しかし人類側も強襲よりも先に使うことができる「速攻」カードがあるので、強襲の前に使ってなんとかやり過ごせるように…。
とね、なんやこいつらーーー！しぬーーーーーー！って思ってもこのカードをこの順番で使えば回避できる…！と、無理そうに見えても解決できる手立てが出来ると天才…！と自分をほめたくなるｗ

複数人でやっても面白いよ？

ソロでやると5枚公開してる中から1枚選んでまた1枚公開してその中から～って感じにカードを選択していくんだけれど、2，3人だと3，2枚公開であとは各々の手札から出す。(最終的に公開札は5枚に)その後人数分プレイしたらまた公開札が5枚になるように手札(または山札)から補充。とちょっと違う遊び方。

人数が増えるとカードをちょっとだけコントロールできる。

ちなみに最初にまだこの脅威カード出せないだろう…と温存してたらみんな温存してて最終的に脅威ラッシュが起こった…。結果はお察しください…。

公開の場にカードを出すときはスタートプレイヤーが最初に出してそのカードを見て他の人たちが一斉に出すというやり方でその間相談もできないから…ね。

このカードを出したんなら…とか、今が多分自分のカード出しても受け止めてくれるんじゃないかな？とか。そうすると相手も同じこと思って強襲2枚来ちゃったよとか。トラブルが相次ぐのも楽しい。

人数が多いってことはその分頭脳も多いってこと。今回はこのカードがイケる！と思ったら他の人からそのカード使うとこの都市がしぬ！って見えてないところ止めてくれたりとか。

このやりとり対策本部みたいで…楽し…！ｗ

進化する昆虫えぐい

進化するとどんどん能力もひどくなっていく。
ノーマルはまだ何もないが次の3である、「ソルジャー」は防衛力1マス削ってくるし、その上の10「ユニークス」は1回の戦闘で複数倒せないのが特徴…と、実にいやらしい！

やればわかる(w)けど本当にこの能力たちいやらしいよ！やってて、ふざけんなあああ！ってなるｗいやいいふざけんな、なの。味方ながら他の人が苦悩してるのは面白い。

作戦カードの爽快感が良い！

正直あんまりカード内容とか言いたくない。

遊ぶ人は最初のカード内容わからない状態のゲームを楽しんでほしい。
そして、このカードとこのカード組み合わせるとすごいことになるな…！とか。自分で見つけて一掃して、の気持ちよさを知ってほしい。

増えすぎてやべーなって思ってもあのカード使ってああやってあのカード使えば一気に敵を減らせて有利になるぞ！とか。あのカードでノーマル6匹溶かしたときは効率が良すぎて楽しかったー。

どっちがベストか悩ましい！

我々の部隊にもレベルがあって、レベルを上げないと上位の敵は基本的には倒せない。なのでレベルを上げる必要があるのだけれど、1回で複数倒しても上がるのは1回だけだから一気に倒したいけどそれだともったいないな、とか敵のレベルが自分より低いと逆にレベルが上がらなくなっちゃうっていうのもあってレベル低い敵は結合させたいから残しちゃう。でも残してると防衛スペースが…というところで、1回しか上がらないの承知で複数倒しちゃうのか？スペースのためにレベル上がらないの承知で攻撃という手段に出るのか？とか、そこの塩梅も悩みどころで…。やっぱりこのゲームは面白いなー。

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と、これでクリアできてもできていないくても「ランク」がつきます。
まあクリア出来なきゃEランクなんですが…。写真用にってカードも用意してあるのでツイート(ポスト？)しやすい。
さらにクリアした人たちだけが見れる特典も…！すでに拡張があるっていうのもすごいよね。中身はクリアして確認しよう…！